見出し画像

目的を見直すと、未来は明るくなる

挫折したとき、私はいつも自分を奮い立たせて「やみくもに頑張る」という方法をとってきました。

そして気持ちばかり焦って空回りすることが多かったように思います。

今回、ライターとしての道に挫折し、ペットサロンで新たなお仕事を開始したことで、大切なことに気づくことができました。

挫折時に必要だったのは「頑張ること」ではなく、「気分転換」「本来の目的を見直すこと」だったと。

本来の目的を見失うと、うまくいかない

ライターとしての自信を失ったとき、「もう無理かもしれない」と感じながらも、本やブログ記事を読み漁り、テストを受けるなどしてやみくもに努力していました。

苦しく辛いからこそ、もがけばいつかきっと、そこから抜け出せると思っていたのです。しかしどの努力も全て空回りするばかりで、苦しい状態から抜け出すことはできませんでした。

今思えば、あの時の自分はライターとしての本来の目的を完全に見失った状態でした。

WEBライターにとって大切なのは、次のようなことを目的として書くことです。

・多くの人に、正確な情報をわかりやすく伝える
・読者に「読んで良かった」と思ってもらう
・人の為になる

それなのに、私の目的はいつの間にかこのようにすり替わっていました。

・「たいしたことないライター」と言った夫を見返したい
・たくさんお金を稼ぎたい
・他のライターに負けたくない

でも目的がすり替わっていることに、もがいている時は気づけないものです。今やっと自分を取り戻して、「あぁ、目的を間違っていたな」と、やっと気づいたところなのです。

神様って、きっと見ているのですね。

私利私欲にまみれた自分が成功するはずありません。

もし苦しくて、頑張ってもどうにもうまくいかないと思う方がいたら、ぜひ本来の目的を見直してみてもらいたいなと思います。

私利私欲にまみれていませんか?

本当はもっと純粋な目的があったはずです。本当の目的が見えて、それが世のため、人のためになることであれば、そこに向かって努力したことはきっといつか報われるときが来るのではないでしょうか。

目的がわからないなら気分転換

こんな風に気持ちを落ち着けて考えることができるようになったのも、ライターとしての本来の目的に気づくことができたのも、ライターとは別の仕事を始めたからです。

実は本当に苦しくてどうしていいかわからなかったときに、気になる求人広告(ペットサロンでの掃除&犬のお世話の仕事)を見つけたのです。その先がどうなるかはわからなかったけれど、心が思うままに行動してみるのもいいかもしれないと、応募することを決めました。

今はライターを細々と続けながら、ペットサロンでの新たなお仕事もしています。

この選択が良かったのだと思います。

環境が大きく変わり、いろんな人や犬と出会うことで刺激を受け、視野が一気に広がりました。

そして「どうしたら他のスタッフがもっと働きやすくなるか」「どうしたらワンちゃんがもっと過ごしやすくなるか」「来てくれたお客さんが気持ちよく過ごしてもらうにはどうしたらいいか」などを自然と考えながら掃除の仕方を工夫していくうちに、ライターとしてつまづいた理由(ライターとしての目的を間違っていたこと)に気づくことができたのです。

もし挫折を感じて苦しんでいて、目的もわからなくなってしまったし何をどうしたらいいのかわからないという方がいたら、「辞めるか」「続けるか」と言う2択はとりあえず置いておいて、何でもいいので何か自然と心が惹かれるものを始めてみるのもいいかもしれませんね。

それまで一生懸命続けてきたことをいきなり辞めるのは勇気がいることです。だからと言って、苦しみながら続けてもなかなか良い結果が得られないものです。

それなら答えを出すのは保留にして、全く別のことをしてみると案外答えが見えてくるかもしれません。

気持ちは変わっても目的は見失わないこと

人の気持ちって、その時の状態や環境によってどんどん変わっていくと思うんです。

私も今はペットサロンでのお仕事が新鮮でとても楽しく感じているけれど、もっと時間が経てば「面倒くさいな」「体しんどいな」「ライターの方が楽だったな」と思うときが来るかもしれません。

また別の仕事を始めているかもしれません。

先のことはわかりません。

でも、何をするにしても本来の目的だけは見失わないようにしたいと思います。

<ペットサロンで働く目的>
・ワンちゃん・飼い主さん・働く人、みんなが笑顔になれるよう、環境を整える

<ライターとしての目的>
・人の為になる正確な情報を伝える
・読者が「読んでよかった」と思える記事を提供する

どんなお仕事でも、その仕事の本当の目的と言うものが存在するはずです。その目的を見失わないように進んでいると、きっと未来は明るく照らされるのではないでしょうか。

あと、「お仕事をいただけること」への感謝も忘れずにいたいですね。

今回ライターとしての報酬減を経験して、お仕事をいただけるのは当たり前ではないと改めて気づきました。

働かせてくれる・お仕事をいただける・頑張った分だけ報酬をいただける

とてもありがいことです。

今日も午後からペットサロンで頑張ってきます!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?