【#35】初回授業について(国語)
4月は新年度を迎え、何かと慌ただしくnoteを更新している時間がありませんでした。
今回は、新年度ということで初回授業で行うクイズを数問紹介したいと思います。
初回授業では主に自己紹介や授業の進め方、成績評価についてなど教科についての話と自分自身についての話をするのがメインです。自分が学生の時も初めて習う先生がどのような先生なのか楽しみにしていた記憶があります。
国語の技能で特に自分が重要視しているのは以下の点です。
・与えられた事実・文章を正確に理解する。
→文章をしっかりと理解するには確かな語彙力が必要
・文章から得られる客観的な事実に基づいて回答を作成する。
→問題文では何が問われているかをその都度確認して問題に対して適切な答え方をする。
この二点を伝えるために以下のような問題を生徒に出題します。
知っている人が見れば有名な問題ですが、多くの生徒は知らないので頭を悩ませることになります。
生徒から出てくる答えは、「義理の父親」や「誘拐犯」などと言ったものですが答えはそう複雑ではありません。
正解は「医者は子供の母親」です。
「天才外科医」、「病院の院長」などのワードから男性を想像しがちですが、答えはとてもシンプルで単純です。ジェンダーに関する偏見を扱う問題としてはとても有名な問題ですね。
私たちの生活は実は多くの偏見に満ちています。文章から読み取れる客観的な情報から情報処理することの大切さと関連付けて話をしています。生徒も身をもって体験することができる良い問題だと思います。
次の問題も読む人によって答えが変わる問題です。ぜひチャレンジしてみてください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?