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ありふれたfailure story ~キャリア形成はいつも面倒だ

そして職にあぶれた
一切合切頭に来てハロワへ進め
Go away 惨め


 Mr.Childrenっていいよね。僕は子供の頃に「くるみ」を聴いてから好きです。一時期、色々と聴きあさってた。女の子の前で「しるし」とか「365日」を歌える男になりたかった。
 は?😺
 今日は未来が不安な10代半ばから20代前半の男達対象の話をしたい。というよりも、対象は機能不全家族や不登校・引きこもり経験者向けの話なのじゃ。
 というのも、その頃にやけっぱち且つ周りの大人に無関心でいられると未来像が描けなくて急に生きる活力が無くなったりするからだ。
 具体的には「勉強も部活もバイトもサークルもなんもしてない俺。最近、アニメもゲームもつまんないだけど?生きてても楽しくね〜」みたいな思考になる。
 そうなると、キャリア選択が死ぬほど雑になる。というか考えない。極論、駅前のすき家とかたまに漫画読みに行く快活クラブとかの夜勤で稼げるから、最悪ここで働ければ死なない……みたいな発想になるのだ。
 僕自身はまさにこれだった。親は放任主義というかなんなら僕を捨てれないか役所とかに確認してた。学校でそんな話をできるわけなく、ただ信頼できる親友にそういう話されたらドン引きされて距離を置かれたりした。わりぃ、やっぱつれぇわ……みたいな10代だった。
 高校は留年したら退学しようと思ってたらギリギリ卒業できてしまい、それからはバイトしながら遊ぶ日々が続いた。遊ぶと言ってもゲームしたりニコ動見たり。暗黒の時代で周りへの劣等感は天をも突き破る勢いだった。天元突破グレンラガン。当時、醜形コンプレックスでもあったので本当に人間が怖かった時代である。
 ただ、これはジムで筋トレしてマッチョになるとかなり緩和するのだった。コミュ症マッチョが生まれた瞬間だった。筋トレで心が蘇り、10代の自分が惨めだったのでそんな過去の自分のような人間を救いたいと思うようになった。それで大学に行って教職課程を修めて、非常勤講師となる。
 尚、現場では放っておかれて分からない仕事にあたふたしながら月に200〜300の勤務外労働時間とパワハラ指導教諭と最悪のコンボをくらって、うつ病となり辞めることになる。このパワハラ教諭に関しては、自分の教室に特定の個人を連れ込み二、三時間も人格否定をすることで有名だった。噂によると生徒もそれで不登校になったらしい。
 この話、今振り返ると僕のキャリア観がクリープ無しのコーヒー並みに深みがなかった故に起きた事故だと思う。
 というのも
・不幸な子供のために働きたい
・教師の仕事内容
 この二つを精査すると「教師である必要性」がなかったと気づく。むしろ、後々転職活動中にフリースクールや障がい持ちの児童向けの施設の方が合っていると気づいた。

しくじり教師 俺のようにはなるなよ…

 要はまともに「やりたいこと」と「仕事」をしっかり調べなかったので起きたミスマッチなのだ。ただ、教師時代は勉強できない子や家庭に問題のある子、頑張っているのに部活で活躍できなくて荒んでいた子たちからの信頼は得られていたのは今振り返っても嬉しくは感じる。
 どの仕事にもそれぞれ長所・短所はある。責任はそこまでないけど給与安いとか、給与はいいけど福利厚生クソで長時間労働とか。
 一例として、僕の失敗を挙げたがけっこうコレはぼっちあるあるの失敗例だと思う。ぼっちは同世代・同級生との交流がなく、キャリア形成や人格形成において独断と偏見で動いてしまう。なので、いざやってみてミスマッチに気づくので極めて非効率且つリスクの高い人生を歩んでしまう。
「いいんだ。俺はひとりぼっちで死ぬんだ。ぼざろのぼっちちゃんから才能と運を無くしたのが俺なんだ。あ、でもワンチャン、ラノベとかYouTuberで当たったら才能があって俺もぼっちちゃんなのかもしれん。よくよく見たら眼鏡取って少し角度決めたら俺の顔も男前じゃね?」
 みたいな感じになる。
 絶対なる。
 これだけは強く言う。
 絶対こうなるから!!!

家で飼いたい

 僕はマッチョ時代(52kgの体脂肪8%)に自分の顔はともかく「スタイルはめっちゃいい」と本気で思ってた。ただ、本気で鍛えてる人と違って知識や比較対象がないのでそこまででもなかったのだ。身バレが怖くて載せないが、筋トレしかしなかったくせに出来上がったのはボクサーのような身体だった。ウルトラマンのような身体を目指していたのだが……。
 閑話休題
 とにかく未来が不安な人は
・遊んで現実逃避
・自分なりに調べる
 この2つだけは絶対してはいけない

大学生ならば
・キャリア職員に相談
・ゼミ教諭に相談
・親や親戚に相談
など頼れる大人に相談してみてほしい。ある程度前知識があるとスムーズにいくが、ただのその前知識も変に仕入れるとかえって危ない。10年前の就活本をブックオフで買うとかだ。独学は一握りの天才以外には大失敗が過程の中に入っていると思ってほしい。

高校生ならば
・教師に相談
・進路指導教諭に相談
・親や親戚に相談
 ただ一つ補足するならば、教師に関しては地域性や教師としてのキャリアによってかなり差があるので違和感を感じたら相談はやめてほしい。しかし、身近な大人に仕事について聞くことで得られるものはすごく大きい。だが、教師一本で学生生活を送っていた人は一般的な企業研究や就活について無知に等しいのは要注意。僕は本当に就活をしないで教員採用試験受けてた側の人間なのだが、周りにも一定数いたりした。よく、教員は常識知らずとか宣う人がいるが、正直その手の人はクレーマーである可能性が高いので参考にしないでほしい。普通のサラリーマンでもOLでもやばいのはたくさんいる。なんなら個人的には、今までの仕事相手の中だと若いOLが一番要求が狂ってて怖かった。

めんどくさくなって…

 色々と綴ってきたが、キャリア云々具体案の話よりも「失敗したけどなんとかなるよ」ってのと「失敗しないためには周りの人と相談しよう」って話なのだ。

まとめると
「自分一人でアレコレ悩みながら行動するのは悲惨な目にかなり遭いやすい」
「周りの人と相談などして思い込みや知識の偏りの是正を心がける」
「何もしないのが最悪手」
これだけ守ってくれたら、諸君の人生はひきニートやブラックなフリーター生活をしないで済むぞ!勝ち組にはたぶんこの方法じゃなれないから、家族や親友がいる一般人には参考にしないでくれ!機能不全家族や不登校・引きこもり経験者向けの話なのじゃ。

 


 親や親戚に相談という点に関しては可能であればでいい。僕は父親には放置されていたが、母方の親族とは良好な関係だった。父の再婚に罪悪感を感じて、相談しなかったことはかえって相手の心配要素にもなっていたのは今も申し訳なく感じている。

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