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にぐるまひいて


私の一番のお気に入り絵本。

ニューイングランドの田舎で暮らす4人家族の、一年の生活の様子が単々と綴られている。事件とかオチは、ない。静かな日常が繰り返される中で四季が移ろっていく感じが好き。絵も大変に美しい。

歴史の教科書に載っていた"ポーツマス条約"でしか知らなかったそのカタカナが、土地の名前で、市場があって、人々が交流していた場所なのだと知り、急に色を帯びて感じられた。

我が家では、フレンチトーストにはバターとメープルシロップをかけている。かえでの樹液を採って、煮詰めて煮詰めて作られたかえでざとうを思うと大切に食べなくては。

(カバー写真: 保育園の暖炉のある部屋)

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