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ガンダムSEED FREEDOM見てきた

まだ一回しか見れてないので記憶違いや認識違いがあってもスルーしてください。自分のメモ書きも兼ねて。

見に行く前の心境

劇場版発表があって第一声は「ホントにやるの!!!????」だったw
正直もう忘れられてたと思ってたし、間に両澤さん亡くなってたし、このままなくなってしまう話だろうなと思ってた。(みんなも思ってたと思う)

SEEDシリーズはW、Xに続いてリアタイ勢でハマった作品。(ターンAはごめん、大人になってから見てめちゃくちゃ良かった)
当時絶賛コスプレもオタク活動も最盛期って感じの時期だったし、ザフトの制服は合計4着作ったくらい。(白1着、赤3着、そんなに作ってどうするんだ)

とはいえ、劇場版が出ると聞いて不安もあった。シン・アスカがまたつらい目にあったり(ストーリー的にも立ち位置的にも)アスランが裏切ったり、そういう辛い気持ちになるなら見に行かずに「無かったことにする」作戦のほうが良いんじゃないか? と。
上映始まる直前が一番不安で、灰島さんにも「見に行くのやめようかな……」とかぬかしてた。

劇場公開が始まったが・・・

上映開始した週の週末は、何故か難波までFF7 AC Completeの4Kリマスター版を見に行っていた。(今後絶対劇場で見られないので)
セフィロスはどう足掻いてもクソかっこよかったし、もうレノ役の藤原さんの声聞いてちょっと泣きそうだった。リバース買います。
上映前、SEED FREEDOMの予告を見せつけられて正直モヤモヤしてた。見るのが不安過ぎて、またそこでもちょっとナーバスになっていた。そんな週末を迎えて、にわかにタイムラインがざわついているのを感じた。
「SEED FREEDOMめちゃくちゃ良かった」
そんなツイートが散見されるようになった。

いやおかしいやろ。だって今までみんな公式でひどい目に遭わされ続けたんやぞ? そんな気持ちで、思わず、流れてきたツイートに引用で「ほんとでござるかぁ」とか言ってたら、見知らぬツイッタラーから「迷ってるなら行ったほうがいいよ」とリプをもらった。

「文字だけ見て「そんなもんか」程度で済ませるなら、前情報無しで劇場行って感情の荒波に揉まれてきたほうがいいですよ」
刺さった。
何この人、見知らぬワイにめちゃくちゃ強い圧で来るし、煽ってくるじゃんと思った。(いい意味で)
見知らぬ誰かにそんな風に言えるほどの作品を公式が出してきたのか、と。

そんな背中を押すリプライと同時に、灰島さんが「映画始まっとるやん、行かんの?」と頻繁に言うようになってきた。なお灰島さんはSEEDシリーズ自体は見たことあるが、ほぼ覚えてないらしい。なので行くとなったら一人で行くことになるのは分かっていた。

自分が見に行かないのに、私にはめちゃくちゃ勧めてくる。どうしたんやこのひと、と思っていた。
「だってなんかタイムラインで、みんな平井顔になって帰ってきてるで」
なんだ平井顔って。聞いてみたら、満足してSEED FREEDOMに浸っている人たちのことを彼女の中ではそう言うらしい。
「早く平井顔になっておいでよ」と頻繁に言ってくる彼女に、じゃあ、と出かけたのは新居の回線工事立会だの何だのを終えた2/3の土曜日だった。

見に行った感想

結論、20年間の長い間私の中に燻ってたSEEDへの感情にケリがついた。
それほど納得できるし、面白かったし、見れてよかった。

作品自体はSEED特有の心理描写だったりが、特に前半は強くて、「両澤さんが書きそうな感じだなぁ」と最初は思っていた。
キラは相変わらず自分の感情を押し殺しているような感じだし、ラクスとのすれちがい描写もモヤモヤする中で、あからさまに敵になりそうな胡散臭い金髪が出てくる。あぁ、こいつがたぶん最終的にボスになるんだろうな、ともう直感でわかった。(前情報あまり見ていないのでどういうキャラが出てくるかもあんまり知らなかった)

ただ、ストーリーとしてはシンプルに面白かった。今までのSEED、SEED DESTINYは正義、自由、心の在り処みたいなものを問いながら戦ってほしくない相手同士が戦う描写が多くて、どちらの陣営にも推しがいるとただただ死なずに、あるいは辛い想いをせずに最終回まで生き残ってくれという気持ちばかりだった。

特に主人公三人(と、あえて言いたい)が辛い感情になるのはリアタイ当時を見ているせいもある。シン・アスカ、おめーのことだぞ。

今回、倒すべき敵の構図が本当にシンプルだった。
そりゃー自作自演で自国に核を落とした挙げ句、報復を装ってレクイエム持ち出して来たらわかりやすいよね。(アズラエル氏もびっくりだよ)

そういう意味で、途中から「あ、これ割りと安心して見ていいやつだ」と判断できたので肩の力も抜けた気がする。たぶん途中でアスランが出てきた辺りから、特に心配しなくていいやつだ、と思えた。
ぶっちゃけ、予告で一番心配だったのはアスランの真顔だったのに。

ただ、アスランが全体的にかっこよすぎたのもあって、バランスをとるためなのだろう、トンチキシーンを差し込まれたのだけはちょっと落ち込んだ。
これすごいネタにされるんだろうなぁと思いながら見てた。

もうちょっと何かあったやろ???
いや、まぁでも幸せならいっか。

MS戦、艦隊戦も良かった!

キャラについては別枠で語るとして、情報量すごく多かった。
艦隊戦のシーンもかっこよかったし、MS戦もかっこよかった。何より、放映当時の推しMSがたくさん出てくれたのが嬉しかった。

最新鋭機も出してくるけど、ラストをかつての機体で戦う、っていうのがなんとも、トップガンマーヴェリックを彷彿とさせるような。
デスティニーがあんなに味方機として活躍してくれたら、もう、それだけで嬉しい。

あとはデュエルとバスターが地味に核エンジン積んだりミーティア装備してたりで興奮したな。あの機体出てきたときはちょっと泣いちゃった。嬉しすぎて。すみません、なんだかんだGATシリーズも好き。

あと、ミレニアムなんとか立体で出してもらえんやろうか????出たら買います。(その前に積んでるガンプラどうにかしろ)

結論

あと2回くらいは見に行きたいし、早く円盤出てくれ~~~~。


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