見出し画像

#018 文学と焦燥感

こんばんは。四野葉です。今日は3月11日、東日本大震災から13年でした。黙とうは、なされましたか?私はちゃんとしましたよ。被災者のことを思って1分間黙とうを捧げました。私は震災当時まだまだ幼かったので語れることは当時寝てたくらいなのですが、その当時のNHKの放送をYouTubeに投稿されている方がいたのでその動画を見てました。

とても生々しいなと感じました。また、当時のNHKの努力も感じられました。改めて、心よりご冥福をお祈りいたします。

さて、話は変わり、昨日街にお出かけに行きまして、そこでまた本を買ってきました。最近「本がないと…」「もっと本を…」って焦燥感に駆られていたのでそれが落ち着いてよかったなと思っています。

買った本は
・夢野久作 ドグラ・マグラ 上下
・太宰治 亀井勝一郎 編 愛と苦悩の手紙
・桜庭一樹 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
の4冊です。

買った4冊

合わせて2,500円くらいです。どの文庫本も500円は超えるのでなかなか大変だなと感じます。「愛と苦悩の手紙」は前々から買いたいなとは思っていたのですが、いざ読んでみるとそんなに気に入らなかったですね。ちょっと残念でした。BOOK OFFに売ってその金で漫画でも買おうかなと思っています。
「ドグラ・マグラ」は日本の三大奇書の一つで滅茶苦茶に奇抜な内容で読んだ人は一度は精神に異常をきたすといわれるほどだそうです。現代社会は狂っているようでしかないようですが、果たしてその現代ですらこの「奇抜」は通用するのでしょうか。今、「とても楽しみです」と書こうとしましたが、期待大に読むとけっこうがっかりすることが多いので控えておきます。それにしても、表紙絵があまりにも過激なのでカバーをつけて読むときは細心の注意を払う必要があるなと感じます。表紙絵を見たい方はドグラ・マグラでググれば出てくるのでそれを見てください。少なくとも、学校で読むときはカバーを外して読もうかなと思います。
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」は桜庭一樹さんの作品です。最近、太宰治ウだったり、宮沢賢治だったりと明治、大正、昭和初期あたりの文学ばっかり読んでいたので現代の物語も久しぶりに読もうと思い、買いました。
どれから読もうか悩んでいます。ドグラ・マグラは時間がかかりそうなので、とりあえずは砂糖菓子の弾丸を読もうかなと思っています。

それにしても、ドグラ・マグラの表紙絵、奇抜すぎませんか。でも、なんか既視感があるんですよね。このタッチの絵が。なんでしょうかね。一瞬ハチのパンダヒーローを疑い今視聴しているのですが、違うようです。描いたのは米倉斎加年さんです。米倉さんの絵を見てみると、やはり既視感を感じます。なんでしょうか。これ。よくわかりませんでしたが、まぁいいでしょう。あまり気にしないことにします。

文学はやはりいいです。いつの時代でも。これだから、焦燥感はやまないのでしょうね。

ではまた、後日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?