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『ライフハック大全プリンシプルズ』は、人生によく効く

今年に入ってから、僕は毎日とても気分良く過ごせている。作業の効率が良くなり、本を読む量が増えていることがひとつの要因だ。


きっかけは明らかに『ライフハック大全 プリンシプルズ』を読んで、そこに書かれているいくつかのことを実践してからだ。


僕は、「しなければいけないのはわかっているのに、取りかかれない病」にとても困っていた。

しない理由はいくつでも並べられた。

朝から仕事をたっぷりして帰って来たら、まずはソファに座り、iPhoneでSNSをダラダラ見て、晩御飯を食べ、お風呂に入って、"緊急度は低いけど、重要なこと"はつい後回しか、しないで1日が終わってしまっていた。

とてもストレスフルな毎日だった。

仕事が忙しいとか、誰かとの人間関係がうまくいってないとか、そういうことがストレスの原因ではなかった。

自分で、やりたいし、やらなければと思っていることを、出来ていない」ことが最大のストレスだった。



でも、この『ライフハック大全 プリンシプルズ』を読んでから、劇的に、自分の時間の使い方が変わってきた。


まず一番はじめに取り入れたのが「ポモドーロ法」だ。

ポモドーロとは、トマト型のキッチンタイマーのことらしいのだけれど、要は"作業をする時にタイマーをかけて、メリハリをつけましょう"というものだ。

(注:本を手元に置かずにこのnoteは書いているので、正確な情報は本から取ってくださいませ)

この方法を知ってから僕は、早速ダイソーに行き、2つのキッチンタイマーを買った。「台所用品」売り場に置いてあり、トマト型のはなかった。

そして、色々と時間を試した結果、「25分作業、5分休憩を3回繰り返す」のが自分にはすごく合ってることがわかった。

このポモドーロ法を取り入れる前は、"タスクベース"で、やらなければいけないことを終わるまでやる、という考えでやっていた気がする。

ただ、実際には「やらなければいけないことを終わるまでやらないといけないけど、途方もないから、取り掛かる気にならない」という状態で、作業にそもそも入れていなくて、当然、作業も進まないことがほとんどだった。

しかし、このポモドーロ法を取り入れてからは、「25分経ったら、キリが悪くても休む=とりあえず進むとこまで進めればいい」ということでは?と思うようになり、気持ちの面で「とりあえず、まずは25分作業に取り掛かれば、終わらなくてもOK」と変化が起きた。

そして、実際に作業に取り掛かるので、当然作業もどんどん進んでいった。

「やりたいこと、やるべきこと」が出来ている状態は、すごく気持ちがいい。


しかも、このポモドーロ法を取り入れてからは、さらなる効用があることに気がついた。


本を読む量がものすごく増えたのだ。


なぜか。「25分作業、5分休憩」のこの5分休憩で何をするか。SNSをやるときもあるのだが、自分の好きな作業に取り組むというとても能動的なことをしているせいか、「この5分も、大切に使いたい」と思うようになり、

この5分で本を読むようになったのだ。


5分は本当に馬鹿にできない。結構ページが進む。しかもそれが1日に何回もあると、かなりのページ進む。

自分の読みたい本を読めているのは、すごく気持ちがいい。

逆に、SNSでは(僕はツイッター依存症なのだが)、「知っているといいけれど、自分が今この瞬間に欲していない知識」や「自分にはそこまで関係ないけど、気持ちはわかる知らない誰かの怒りや苛立ち」が洪水のように自分に入ってくる。

それは、ものすごく脳みそを疲れさせていたのだな、と最近なんとなく実感している。


少し話が逸れたが、

僕は『ライフハック大全 プリンシプルズ』に書かれている「ポモドーロ法」を取り入れたことで、

・自分のやりたいこと、やるべきことにどんどん取り組めている

・読みたい本をどんどん読めている

という状態になり、"毎日を、とても気分良く"過ごせている。



この本の感動したところは、他にも沢山あり、読み終えた今でも、時々パラパラと開いているほどなので、またnoteに書きたいと思います。




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