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夏休みの小学校で教員研修に参加

行政書士になってから、映像制作を通じた学びを提供する「F.ラボ」のメンバーになりました。

教育現場において映像を用いるとき、著作権やメディアリテラシーに関する課題も多いと知り、自分の経験や知識でなにか活かせることはないかと思ってのことです。とはいえ、教育業界は未知の領域で、学ぶことばかりです。

学校の夏休みに入ってから、公立小学校の教員研修として実施された「F.ラボ」の実習に、一緒に参加する機会をいただきました。

8月の猛暑日、お邪魔したのは、千葉県船橋市の公立小学校です。
わたしたちは午後イチからの第二研修で、聞けば先生方は朝から別の研修プログラムも組まれていたそう。おつかれさまです!

「社会関係資本活用研修」! 学校の先生って夏休み、こんな堅いタイトルの研修を受けているのか……という単純な驚きと、尊敬。

われらが「F.ラボ」は外部人材としての立場で、映像制作教育で連携しようという趣旨です。このように外部から学ぶ機会を積極的に創出しているなんて、素晴らしいですよね。

講義の内容はここでは割愛しますが、授業の実践方法については、山﨑監督が教育者向けまとめた書籍に詳しいです。

本に書いてあったことを、実地で体験できる機会はとても貴重です。

この日参加の先生方は比較的若くて意欲的。山﨑監督の授業は、小気味よく掛け合いながら進みますが、先生方からは模範解答ばかり出てくるのはさすがです。子どもたち相手だと、想定外の答えも返ってきそうだと想像します。先生って、たいへんだ。

そんな調子でさくさくと、チームごとのワークを挟んでのインプット講義が終わると、休む間もなく撮影へ突入。撮影用のiPad(先生使用のもの)、三脚1台と、ピンマイクを1つ持って、チームごと校内の好きな教室へ行って、撮影をしてきます。

わたしのチームは1年生の教室へ。先生が育てているというアサガオの緑のカーテンが素敵だったので、画面に入るようにレクチャーされたポイントを抑えて構図を決めました。学校ってどこで撮っても意外と絵になるのは、だれもに共通する原体験があるからかもしれませんね。

「わたしのコロナ禍」というテーマで、インタビューを受ける人、聞き手、カメラマンを3人で役割を交代しながら撮影しました。事前に質問項目を洗い出していたのですが、気がつけば時間オーバー。つい時間を忘れてしまい……決められた時間通りに、与えられた慣れないミッションを、その狙いやアウトプットのイメージを考えながらこなすって、想像以上にたいへんなことでした。

最後に撮った映像を1分程度に編集し、効果音やテロップをつけて完成させます。iMovieでの編集操作は、子どもたちは教えなくてもできるのだそう。また、ICT端末でiPadを支給されている学校が一番やりやすいのだそうです。カメラの映像がキレイだし、ソフトも感覚で操作できちゃうから。

GIGAスクール構想で端末が行き渡ってから2年以上を経て、先生方も難なくこなしていましたね。若い先生が多かったからか、努力の賜物か、きっと全教員がそうではないと思われますし、全国で同じ環境でもないことでしょう。

最後に各チームの映像をみんなで鑑賞すると、それぞれに「ちゃんと」仕上がっていて、見どころもあり、個性も感じられ、学びが深まりました。

ここまでを約3時間で終えてしまうのだから、相当に濃い授業です。
こうした授業を、子どもたちにやらせるとすると、どんなことに躓くのか、なにが大変なのかを先生方も身をもって体験することができたのではないでしょうか。そういう意味で、どの段階も適用場面を考えられるので、あとを引く授業かもしれません。
自らが学ぶことを通じて、教えることも想定しての学びを吸収されている先生方の姿が眩しく、感動を覚えるほどでした。

詳しくはまたF.ラボnoteでもレポートが出ると思うので、とりあえずざっくり振り返ってみて。

この研修で出来上がった映像もお伝えしたいところですが、ここでアップするわけにはいきません。著作権あり、肖像権あり、チームの共同著作物であり……さまざまなクリアせねばいけない権利と許諾の問題があるからです。

教育現場でもそこが分かりにくいという課題がありそうですよね。
メディアリテラシーと、著作権のことは、映像ではより複雑になっていきますから、先生方も正しく理解する必要があるでしょう。

決して簡単なことではありませんが、デジタル社会と法教育も切っても切り離せないもの。こうした実践の現場を見学して、すこしずつイメージを掴んでいます。

最期まで読んでいただけただけでも嬉しいです。スキをいただいたり、サポートいただけたら、すこしでもお役に立てたり、いいこと書けたんだな、と思って、もっと書くモチベーションにつながります。 いつかお仕事であなた様や社会にご恩返しできるように、日々精進いたします。