「yes. I. do」発売記念~エレファントカシマシとの出会い
わたしが二十数年来愛してやまないロックバンドが、エレファントカシマシです。今年デビュー35周年を迎えます。(2日連続2度目→昨日の記事はこちら)
明日3月8日発売のニューシングル「yes. I. do」初回盤が、タワレコ特典のB2ポスター付きで届いたので、さっそく額装させてもらいました。
B2ポスターがもらえるのが嬉しい!という感情が芽生えたのはじつは最近のこと。BE:FIRSTはポスターいらないのに、不思議なものです。この額は新事務所に持っていこうかと思っています。飾るかどうかは別として。
5年ぶりとなるエレカシ名義の新曲に続いては、アリーナツアーが待っています。これを機に、エレカシのことを少しばかり。
エレファントカシマシ
メンバーは言わずと知れた宮本浩次(Vo・G)、石森敏行(G)、高緑成治(B)、冨永義之(Dr)の4人。
ミヤジ(宮本)、石君(石森)、トミー(冨永)の3人は中学の同級生、成ちゃん(高緑)は高校で合流、彼らの地元・北区赤羽で結成されたバンドです。
出会いは2000年
エレファントカシマシは1988年にデビューしていますが、わたしが出会ったのは2000年のことでした。大学生から社会人数年目のころまでは、バンドといえばUKロック一辺倒で、初期エレカシをよく知らなかったのです。
たしか車の中で聞いていたFMで、宮本さんがゲストで話していました。エレファントカシマシの存在は知ってたけれど、彼の素のトークがこんなに面白いと知らなかったのでしょう。耳が持ってかれたところへ、流れたのがこの曲でした。
so many people(2000)
「so many people」は2000年1月26日リリース、すでに23枚目のシングルでした。この曲にどハマりするのに時間はかかりませんでした。
わたしのエレカシ史上、聴いた回数でいうと1位かもしれません。今でもよくライブで歌われている名曲ですが、なにがそんなに響いたのでしょうか。
問いかけのように静かにはじまり、激しい曲調となっていくのに、なぜか終わりはすごく優しい……一曲のなかでの転調、起伏のギャップよ。歌詞でも、結局「あなた」なところが好きなんだと思います。エレカシの曲には、今も変わらず、伝えたい相手がいるんです。
この曲が収録されたアルバム「good morning」(2000.04.26)を買ってからは、もう完全にファンになっていました。
あなたのやさしさをオレは何に例えよう(2002)
2002年4月17日リリースの28thシングルです。
これも「あなた」にやられた名曲。宮本さんの世界観が凝縮されている気がします。ストリングスチームも加わったライブ演奏は最強で、盛り上がりながらも、たいてい涙がちょちょぎれてます。
たしか当時、500円シングルで発売されていたので、ちょっとしたお礼のプレゼントにした記憶が……。今思うと、ちょっと押しつけがましかったと反省。
ハナウタ〜遠い昔からの物語〜(2009)
2009年4月29日 発売の19thアルバム「昇れる太陽」に収録の曲で、サントリーの焼酎『はなうた』のCMソングでした。(大塚寧々と田辺誠一の夫婦が出演)
自分史と重ねてみて思い出したのは、妊娠中からずっと聴き続けていたこと。お産のとき病院で聴くためのプレイリストにも入っていました。
ドラムからはじまるリズムとメロディが心地良くて、赤ちゃを抱っこしながらあやすのにもぴったり。寝かしつけソングとして、娘も相当回数聴かされているはずです。
エレカシの日比谷野音
今回「yes. I. do」のシングルCDに、昨年9月25日の日比谷野音ライブのBlu-rayが付いた「初回限定野音盤」を買いました。昨秋といえば、チケット争奪戦にも加わらずに試験勉強していたので、これを見るのも楽しみで仕方ありません。
「日比谷野外大音楽堂 2022」ダイジェスト映像
コロナ明けで久々のエレカシが終結したライブは熱かったに違いありません。
日比谷野音といえば、エレカシの毎年の恒例だったので、わたしももう何度行ったか覚えてません。でも、近年はチケットが取れなくなっていて。
良くも悪くもある一定の人気から抜きん出ずだったのが、だんだんとその存在に世間が気づき始め(?)、急速にファンが増えていったのです。
2017年には、デビュー30周年にして紅白歌合戦に初出場となったとは、泣きました。
35th ANNIVERSARY TOUR 2023 YES. I. DO
今週末から4月にかけて、アリーナツアーが行われます。
わたしは、35年前のデビュー日という 3月21日(火・祝)の東京・有明アリーナに参戦できることになりました。わーい!
このタイミングでエレカシが動き出したことに、勝手ながら自分を重ねずにはいられません。
「さあ頑張ろうぜ!」「どーんといこうぜ!」って、パワーを受け取って、勢いつけさせてもらうつもりです。
エレファントカシマシのライブは、初期は誰かを誘ったり、一時期は夫と行ったりで、子どもが生まれてからは、留守番を任せるから大抵一人でした。
一度5歳ころの娘を連れて行ったことがあったけど、NHKホールでぐっすり寝てた……。けど、エレカシ英才教育(?)はしていたので、いつか思い出してくれるといいな。
なので、エレカシ友だちはいません。だからあまり言語化することがなかったけど、考え書き出すほどに、より好きが増しますね。これからは、こうして書くことで誰かと共有できたら嬉しいです。
ということで、自主企画「エレカシ35周年記念特集」は続きます。だって、まだぜんぜん語れてない……。
yes. I. do(2023)
最期まで読んでいただけただけでも嬉しいです。スキをいただいたり、サポートいただけたら、すこしでもお役に立てたり、いいこと書けたんだな、と思って、もっと書くモチベーションにつながります。 いつかお仕事であなた様や社会にご恩返しできるように、日々精進いたします。