7のつく日の相談会を終了する理由
西荻窪のカフェ(西荻のことカフェ)で7のつく日(7日、17日、27日)に行政書士の無料相談会をはじめて、もうすぐ1年になります。
この相談会、8月27日をもって定期的な開催を終えることにしました。
はじめてみてから、やってみたからこそ、わかったこと学んだこと、たくさんありました。仕事に直結する相談が受けれたかといったら、否……というのも正直なところ。
開業初期の宣伝や認知獲得のためと割り切って。それも含めて反省点も多かったですが、本当に勉強させてもらいました。
どんな収穫があったかというと、、、
そもそも行政書士って? を知ってもらう
カフェで無料相談会をするというアイデアが先にあったわけではありませんでした。どちらかというと、ことカフェに出会って、出店してみたいなと思ったのです。(↓詳しくはこちら)
自分でもどんな相談がくるのか想定できないところからやっているから、最初からお客さまを限定しすぎないように、できそうなことを並べていたのですが、一言で何屋さんと言い切れないのが、難しいところでした。
でもそれ以前に、「行政書士って知られていない」ということを肌で感じることができました。私自身も数年前はよく知らなかったのだし。
なので、まずは行政書士という存在が身近にいると知ってもらうことから。
プチセミナーを用意したものの、実際には相談内容に応じて、行政書士ができること(できないこと)をお伝えする、といった感じが多かったです。
それに月に3回ただそこにいるだけで、カフェのお客さまに存在は認知いただけたとはず。西荻のことカフェさんが、店頭はもちろんSNSで積極的に発信してくださっていたことでも、認知拡大につながりありがたいです。
とはいえ仕事内容に関しては簡単には伝えられず。
たとえば「相続」に関係するものだと、相続税のこと、不動産の売買や登記のこと、トラブルになりそうな相続のこと。これらはそれぞれ、税理士、司法書士、弁護士でなければ具体的な相談にのることができません。
その区別が、なかなかついていない相談者さんは多い実情です。がっかりさせてしまったらと申し訳ない気持ちでご説明するも、それを教えてもらえたことが助かったと言っていただける方が多く、ならば意味があったと思うことにしましょう!
休まずに継続、やりきった
個人的には、月に3回やると決めて、休まずにやりきったことは少なからず自信につながりました。あと1回も無事に終えられますように。
最初はどんな方がいらっしゃるのかドキドキ、いらっしゃらなくても不安だったけれど、場数を踏んで度胸はつきましたし、自分ではこつこつと種まきしていた、という感じです。
毎月、手作りで店頭告知用のチラシやポスターをつくるルーチンができ、プチセミナーを増やしてみたり、も楽しかったですね。
たくさんの人が訪ねてくれた
毎月3回ここにいるよ、と告知していたら、知人友人、同業や同業界の人、先輩や同期まで、たくさんの人がカフェに遊びに来てくれました。
これは地味にほんとうに嬉しくて、相談のお客さまが来なくても、それだけでとても充実した日になりました。
コロナ禍を経て、リアルに人に会わないことが普通になりつつある中、直接会って話すことの大切さを噛みしめることにもなりました。
カフェでご馳走になってしまったことも、たくさんありました。先輩だけでなくお客さまでも気をつかってくださる方多数。皆さん、お優しい!
西荻窪がより好きになりました
そう、大事なこと。
カフェ出店の皆さんのコーヒーやスイーツでおやつをするのが、毎回楽しみでもありました。これまで一人でカフェに行くのもなかなか叶わなかったですが、月に3回自分のリラックスタイムを過ごせる空間でもあったんですね。
また、テーブルでの他の出店者さんとも、お互いのお仕事の話をしたり、雑談したり、毎回とても楽しかったです。
ちょうど昨日、NHK WORLDで、西荻窪特集の番組が配信されていました。
最後の方に「西荻のことカフェ」の紹介もあるのですが、そこで語られるカフェのコンセプトが、まさに西荻そのものだし、そこに惹かれて自分もお仲間に入れてもらいたいと思ったのです。
仕事の中身はぜんぜん違うけど、毎日いろいろな出店者さんがいて頑張っていらっしゃることは、この1年自分の励みになっていました。
カフェのスタッフさん、出店者さん、お客さまやご近所さん、西荻に集まる人たちの温かさを知ることができました。
反省はあれど次のステップへ
1年を区切りに無料相談会を終えることで、わたしも卒業と言えるのかは、その先の行動次第だと思います。
時間切れになってしまい、、、理由の後半はまた次の回に!
最期まで読んでいただけただけでも嬉しいです。スキをいただいたり、サポートいただけたら、すこしでもお役に立てたり、いいこと書けたんだな、と思って、もっと書くモチベーションにつながります。 いつかお仕事であなた様や社会にご恩返しできるように、日々精進いたします。