ICL手術と鬼滅の刃が意外にリンクした件~ICL手術当日~
新型コロナウイルス感染者の増加を鑑みて、オンライン授業に逆戻り中です。只今、厚めの論文をいくつか読んでいるので,落ち着いたら大学院入学までの準備や現在の大学院生活について書いていきたいと思います。
本日はテンションを変えて、ICL(眼内コンタクトレンズ)の手術を受けた時の話を書きたいと思います.まず、
ICL(あいしーえる)
とは何ぞや??簡単に言うと,角膜を削らず,角膜の間にコンタクトレンズを入れる視力の矯正手法です。
なぜ手術を受けたのか、手術までの流れや金額等はおいおい書いていきますが、記憶がある内に手術当日の内容をば。
【8:30~鬼滅の刃の映画を見る】
観ましたよ~(流行に)乗りましたよ~
コミックもアニメも観ていませんが、映画好き&ジブリファンとしては、千尋の座を脅かす存在は偵察に行かねば!という気持ちで映画館へ参りました!
し・か・も。ICLの手術前。
この行動がどう影響したのか。
以下、映画のみの付け焼き刃的な知識なのでファンの方に失礼があったらすみません。
【11:30~いざクリニックへ】
まず、簡単な目の検査をした後に瞳孔を開く散瞳薬をさします。
待合室に戻り、ここから一時間程かけて4~5回点眼をします。
携帯をいじっても良いとのことでしたが・・・・
『瞳孔開いて見れんわ!』
ということで,本も読めないので寝てました。いや、10分おきに起こされましたが。
【12:30~手術待機】
手術室横の控え室?のようなところに移動し、5分おきに色々な種類の目薬と麻酔の目薬を3~4回程行いました。
怖がりな自分は、麻酔を点眼する際に
『浴びるほど目に流し込んでください!!!』
と(心の中で)絶叫しつつ、実際には口に出せないA型長女ぶりを発揮していました・・。
『大丈夫?』と聞かれると『大丈夫』と答えてしまう長女気質ですが、看護師の方が非常に丁寧で、何か要望出さないとむしろ悪いのではと考え、
『怖いです。』『とにかく恐いんです。』
GAKUGAKUBURUBURU・・・・.
と言われても困ることを回答する私。A型長女・・・不器用なんです.
手術前に、手術を担当をする医師の検査があり、眼球に何か印をつけられました。
※麻酔が効いているので、押されている感覚はありますが痛みはありません。
【13:00~いよいよ手術】
まずは施術台に横になり、がっちり頭を固定します。
『もっと上に!もっと上にこれますか~』
と初っぱなから『私はトドかい』というくらいに手術台でバタつく私。
ここから順番はあやふやです。
まず、私が今回の手術で一番辛かったこと。
目の洗浄
があります。
『目を洗浄しますね~』
という声から、液体が目の周りや眼球の中にドバーとかけ流されます(これが麻酔だったら・・)。
それが、
『目が~目が~ムスカ!!!!!!!!』
並みに痛い。というか熱い!焼ける!しみる!
『ウ”*+%男”#*$&%☆!!!!!!』
声にならない悲鳴と
『こんなの聞いてないぞ~!!!!!』
というパニックを救ったのは、先ほど観た鬼滅の刃。
『呼吸を整えろ』
はっ!そうだ!呼吸だ!呼吸を整えるんだ!
こんな痛いって誰かブログに書いてありますか!?!?
『呼吸呼吸呼吸呼吸呼吸呼吸呼吸呼吸』
私、このままじゃ目を開けることも無理です!
『呼吸呼吸呼吸呼吸呼吸呼吸呼吸呼吸』
というパニックと呼吸を整える間(間と書いてはざまと読みます)の中、しばらく放置されます。
きっとしみるって分かっているから、アイドリング時間を作ってくれているのでしょう。
その後、顔半分にシートを被せ、目の周りにテープを貼りまぶたが閉じないように眼球の中に器具を入れ込まれます。
はい。この時点でまばたきが出来なくなります。
そして、光が灯されます。
カッ
手術中はこの光を見続けるのですが、眩しい光を見続ける芸当が出来る訳がない。本当に。
光を凝視するのを避けるのが本能です。
加えて、まばたきが出来ない!
まばたきって、なんて素晴らしい反射動作だったんだよ。ありがとうまばたき!
ただ、目を動かすと手術にも影響があります。
そこで、私を救ってくれたのはまたもや鬼滅の刃。
『全集中』
あの光を全集中。
あの光に全集中。
※使い方間違えていたらすみません。
もう、目の端の蔭で細長い物体(多分、注射器)とかが動く度に、恐怖で呼吸が止まりそうになるのですが、
『あかん!瞳を動かしたらあかん!全集中!!』
全集中に気をとられ呼吸を忘れていたら、
『いかんいかん。呼吸呼吸呼吸呼吸。呼吸を会得したら止血さえ出来るんだ~!!!もしかしたら目の血管が切れても私なら止血できるかも!!!』
『煉獄師匠、私のことも助けてください(涙)』
と、表面は微動だにせず、心の中は1人鬼滅の刃ごっこで何とかこの手術を乗り切ろうとする私。私の頭の中をのぞいたら、手術の先生もびっくりですよ。
【片側面】
右目の手術が終わったら、顔のカバーをはずし左目の洗浄です。
また、
『目が~目が~ムスカ!!!』
を経験した後に、なんとアイドリング時間があまりないまま目を開ける器具を入れ込まれ、手術が始まってしまいました。
手術後にもう一度点眼し、30分ぐらい安静にしたら13時50分くらいでした。
コンタクトのゴロゴロした感じはなく、眼球の上のほうに鈍痛がありました(鈍痛というか違和感)。
安静にした後に、先生が目の状態を確認し帰宅の流れとなります。
【帰宅まで】
クリニックからは防塵用のメガネをもらいました。
そのメガネをかけて外を出たのですが、三度の
『目が~目が~ムスカ』
になります。
そう、瞳孔を開いているため太陽の光が恐ろしいほど眩しい。
目が開けていられなく、涙を流しながら日陰を探しながら歩く私。
『私は、私は鬼になってしまった。。。こんなに太陽の光に苦しんでいる姿が見つかったら、首切られる・・』
と、にわかながら、ストーリーを思い出しながら、何とか辛い気持ちを鬼滅の刃に転嫁して電車に乗りました。
電車に乗っていても涙が止まらず、周りの人にさりげなく見られているのも感じました。それくらい眩しい。猗窩座が腕を切ってでも太陽から逃げる気持ちが分かるYo。
防塵用メガネよりサングラスが必要でした。
【最後に】
これは怖がらせようと思った訳では全くありません。
痛みや光の受け方は個人差が絶対あります。
(まつ毛にぶつかって麻酔が目に浸透しなかった可能性もあるし)
どちらかというと私は痛みには鈍いほうですが、瞳孔が元々人より大きいそうで光に弱いところがあります。
※フラッシュをたかれると必ず目が光る。
ただ、手術は誰でも恐いと思いますし、私も事前にブログを探したので少しでも情報は多いほうがいいかなと思いました。
ただ1つ言えるのは、手術前に鬼滅の刃の映画を観ることはお勧めです!!!
全集中・呼吸はICL手術に有効です。
ありがとう!!!でもついに千尋の記録が破られてしまうか。
今日もダラダラと。
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