”正しいこと”が”正解”とはかぎらない
1.”正しいこと”は”正解”なのか?
タイトルのとおり、”正しいこと”が”正解”とはかぎらない、ということが腑に落ちるまで納得できる、ちょっとした議論がありました。
以前、「在宅ワークだからといって勤務時間外(=9:00-17:30以外)の自由な時間に提出物等のメールを送っていいわけではない」という連絡が会社からありました。
そんな中、22日に届いたメールには、ある提出書類の期限が「23日の始業開始時間(=9:00〆切)」という旨が記載されていました。
皆さんならどう思いますか?
また、皆さんならどう考えますか?
最初はこの提出期限の設定に戸惑いましたが、先述の規定を考えると今日中(=22日の17:30まで)にこの書類は提出しなければならないのだと考えました。
2.”正しさ”ってそんなに重要?
なんとか提出を済ませたあと、会社の同期からLINEがきました。
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「提出できた?」
「なんとか間に合ったよ」
「でもよくわかんないよね」
「なにが?」
「提出期限明日の9:00って」
「たしかに」
「おれ時間外に送っちゃって
注意されたことあるけど」
「会社だって普通に8:30
とかにメール送ってくるし」
「矛盾してるよなあ」
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この気持ち、すごくよくわかりますよね。
よくぞ言ってくれた!と非常に共感しました。
「在宅ワークだからといって勤務時間外(=9:00-17:30以外)の自由な時間に提出物等のメールを送っていいわけではない」というルールを踏まえると、翌日の9:00という提出期限は不自然ですし、仮に翌日の9:00までに全員の提出を揃えたいのであれば、提出期限を今日中に設定するのが妥当だと考えられます。
ルールを守ること、ルールにのっとって理論的に考えることは、”正しいこと”だといえます。
冒頭のルールを踏まえると、会社も8:30にメールを送ることは"正しいこと"ではないし、そもそも相手がルールを提示してきたのに自分だけ守るなんてばかばかしい、まずは相手が守るべきだ、と思うかもしれません。
3.”正しさに頼る”のではなく”正解を出していく”
この考え方になってしまいがちな人、多いのではないでしょうか。
正直、僕はこのタイプでしたし、今でもたまにやってしまうことが多々あります。
スポーツは特にルールがあり、サッカーも例外ではありません。
私は、たとえ練習中でもタッチラインとか平気で超えながらドリブルやボールキープをしてる選手とかに対して腹が立って仕方なかったです。(やばすぎる)
特に、言ってることとやってることが違う人を許すことができない、ということを自覚するたびに自分の小ささを感じます。
話がそれましたが、要するに”正しいこと”が”正解”とはかぎらない、ということです。
相手だけルールを破るなんて許容できないとイライラしたり、それなら期限を今日の17:30にすべきだ!と文句をいったり、わざわざメールで確認したりすることは、はたして”正解”なのでしょうか。
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実際、提出〆切が23日9:00のため、22日の17:30までに提出したほうが良いのではないかという解釈と判断がすべてだったと感じています。
なんなら、額面通りに受け取らず、自分なりの解釈と判断ができるかどうかを問われていたのかもしれないとも、今になって感じています。
全体的にまとまりがないので、このテーマについてもう少し考えてまた書きたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。