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よっちえ
2021年7月4日 23:07
👇前回の記事はこちら咽頭癌で緩和医療を選択し、自宅療養中だった父が再度入院した。おそらくもう家には帰れない。食止めもするので後1ヶ月はもたない、と宣告された。今、父は何を考えているのだろう?「最期はどんなふうに迎えたい?」と訊いておいた方が良かったのだろうか?訊けるわけがない。自分の死を連想させるような話を父は嫌った。結局遺言も書かなかった。父が病気になってから、
2021年6月19日 17:41
👇前回の記事はこちら咽頭癌で緩和医療を選択し、自宅療養中の父。12月に入ると病状は明らかに悪化していたが、なんとか年末年始を乗り切った。しかしヘルパーさんに頼ることも増えたし、貼るタイプの麻薬(痛み止め)も少し強いものになった。父は薬が変わったせいで自分の体調が悪くなったのではないかと思っていたようで、前のものに戻して欲しいと訴えていた。私たち家族には上手く父を説得することは
2021年5月30日 00:20
12月も半ばになり、「年末に具合が悪くなっても入院出来ないから、年末年始だけでも入院させたい」と母が言い出した。介護士さんも「その方が良いかもしれない」と父を説得してくれたのだが、父は頑として聞き入れなかった。12月28日までに入院の申請をすれば受け入れてもらえるらしい。それまでに説得できれば、ということで私の出番となった。私が言えば父は怒ることは無いが、説得できる自信も無か
2021年4月26日 00:01
↓前回の記事はこちらから↓私は長いことタバコを吸っていた。何度も辞めようとしたことはあるが、辞められず半ば諦め開き直っていた。しかし退院してからタバコは吸っていない。父と娘、どちらも喉の病気で入院だなんて「もういい加減タバコは辞めなさい」と、神様かご先祖様に言われた気がしたからだ。一方で、認定調査の日の父は絶不調だったらしい。自分の名前を言うのがやっとで、車椅子に座っ