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学生の皆様とお話して気づいたこと

iCAREの山田です。今回は、先週ZENKIGENさんのこちらのイベントに参加してこれまでの山田のキャリアを振り返りながら学生の皆様とお話していく中での気づいたことお話します。

ZENKIGENの野澤さんには、大変お世話になっていて、他経営者や監査法人の紹介などスタートアップとして近いフェーズとしてアドバイスももらっていました。

そんな中で、昨年12/1学生向けのイベントにオンラインで中平さんと野澤さんといろんなこと話をして、今回は茅ヶ崎で是非オフラインでやりたいということで実現しています。未来ある学生にとって1つでも参考になることがあれば、嬉しいということでの野澤さんの企画、私にとっても大変有意義でした。

ZENKIGEN茅ヶ崎オフィスからの景色は最高です

終わったあとからもtwitterやfacebookでDMを多くの方がしてくれました。サンクスメッセージってとっても大切で、私も学生や大学院時代は、MUSTでやっていましたし、ちょっと話したときの気付きを添えるだけで良いですものね。

気づきが多かったというフィードバックに感謝です!
本人たちからの掲載許可済み


いろいろな話に及びましたが、ZENKIGENの広報が内容について詳細を発信してくれると思いますのでそこを確認してもらえればと思います。今回は、山田が個人的にこういった場で質問をされることで、気づいたことについて共有します。


こんな雰囲気で足組みが同じ角度


なぜ新しいキャリアに挑戦することが出来たのか?

もともと総合内科専門医で、その後産業医へ変わり、病院経営やiCARE起業といったことについて、野澤さんや中平さんからも「なぜ、飛び込めたのか?怖くなかったの?」ということを質問されて、改めてそのことを考えてみたらそこには、簡単な答えがあったようです。

山田の経歴と進んだ理由をざざっと箇条書きにしてみます。

  • 金沢大学医学部

    • 浪人してセンター試験失敗し、後期試験で挽回出来る可能性あったから

  • 沖縄県立中部病院

    • どうしても来てほしい、ここで研修してほしいと言われたから

  • 公立久米島病院

    • 研修医制度をめぐって病院長と喧嘩して離島医療義務を果たすため

  • 慶應ビジネススクール(KBS)

    • 久米島の病院経営アドバイスに失敗し、サステイナブルな地域医療提供の知識が欲しかったら

  • 東京ベイ浦安市川医療センター経営企画室室長

    • 病院経営の再建をどうしてもお願いしたいと懇願されたから

  • 株式会社iCARE

    • KBS同期と会社設立ってどんなものか経験してみたかったから


まず皆さん、これ見てびっくりされませんか?
何か新しいアクションをする際の私の動機が不純ないしネガティブですよね。振り返るとポジティブに何かを変えたいというよりも「進んだ理由」は、ネガティブだったと思います。


ただこのネガティブがなぜ発生したのかということが大切だと思っています。私は、昔から愚痴を言うことが好きではありませんでした。愚痴を言うのであれば、自分でまずは何が変えられるのかやってみる、そういう中で建設的な意見を出していくということが好きなタイプなのです。自分ごと化がうまいと言えば、そのとおりであまり「何をするのか」というところへのこだわりは低い方だと思っています。飽きやすい性格だったということもあったでしょう。

そうやって見てみると、金沢大学に入学してからは「学生が学生に教え学生のための勉強会」を作って、3年生から6年生までACLS(高度心肺蘇生)や感染症ワークショップ、PTLS(外傷)など大学に教えてくれないからといって勉強する必要がないというのではなく、必要なのであれば自分たちで便用して教えていけばいいというスタンスで勉強会をやっていました。ACLSなんてもともと3人くらいで始めたのが、いつの間にか卒業時には100名以上の医学生が関わるようなものになっていきました。

許諾得ていないので、もし不快であればDM下さい。

沖縄県立中部病院も東京ベイ経営企画室も理由は、お願いされたから行ったのですが、研修医制度の問題を自分ごと化、病院再建問題を自分ごと化したからこそネガティブアクションが発生し、そのまま次のステップに進んでいったのです。

東京ベイ経営企画室

久米島に赴任した2年間は、私から見ると医療提供の質や経営がうまくいっていないということで、様々な本を読んで自分なりに頑張ってみたのですが、全部上手くいきませんでした。そこでそれを挽回したい、疑問を解消したいということでKBSの大学院に進学することになります。

iCAREの創業理由は、色々ありますが最初のきっかけはこんな程度のものなのです。社会課題を大きく変えたいということがスタートポイントかというと同じくらいの気持ちでとりあえず知りたい、学びたいという気持ちもあったことは事実です。

最初のオフィス青山一丁目

そう考えていくと今目の前のことを最大限自分ごと化していけば、必ず自分なりにうまくいかないってポイントがあると思うのです。ただし、そこにむかって努力しているからこそそこでいろいろな疑問が起こるのです。その疑問を解消するために世の中のを見渡してみる、そうすると新しい気付きがあって、そこに進んでみたいと思うものだと思っています。

点と点はつながるとは、こういうことなのではないでしょうか。では、次の挑戦をする際に不安はなかったのかというものへの答えになります。

今回はいろいろな気付きがありました


次を挑戦するときには必ず仲間がそばにいた

そう、結論としてはとても簡単なものでした。結局のところ、ひとりでは不安だったと思うのです。でもなぜか、次に進むときは、ひとりではなくて誰かを誘って一緒に進んでいるケースが多かったようです。

  • 金沢大学時代の勉強会立ち上げ:きゃみぃ、ライターマン

  • 沖縄県立中部病院:ライターマン、高橋しゅうこう

  • 公立久米島病院:神谷、座喜味

  • 慶應ビジネススクール:ひとりで進学

  • 東京ベイ浦安市川医療センター経営企画室:いでさん

  • 株式会社iCARE:飯盛さん、片岡、中野、りくと

次に進む前に誘って一緒に進んだメンバーの名称になりますが、やっぱり誘っているようです。笑


最後に

大それた理由なんていらないのです。
目の前の期待されていることをコミットしてやり遂げていく。
そうするとうまく行かないことが必ず起こる。
うまくいけるように色々な世界を探していく。
結果的に、次に進みたい道が見えていくる。
その時は、一緒に進んでいける仲間を誘って一緒に行ってみる。
そうしていくと自分だけのキャリア、自分色のキャンパスが出来上がっていく。そうやって点と点はつながって線となり、線と線が組み合わさって面になる。面が組み合わさって空間になって深みが出ていくのだと思います。


最後に、今回ZENKIGENさんのイベントに参加して私も多くの気付きがありましたし、多くの大学生に来ていただいて本当に感謝です。ひとつでも学びがあれば、これ以上ない喜びです。自分たちは自分たちのままでいい。焦らずそのときに良いと思った選択肢を選んだらあとはコミットをとことんしていく。そうやっていけば充実したキャリアになると思っています。


恒例のアナウンスにはなりますが、iCAREでは仲間を募集しております。こちら是非、ご確認下さい。

https://herp.careers/v1/icare


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