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noteの「お問い合わせフォーム」は侮れない

1ヶ月前のnoteにも書いたのだが、少し前に「ライターコンサルを続けるかどうか」で本気で悩んだ時期があった。

この数ヶ月間、「もうライターコンサルは辞めようかな」と何度も思った。収益を安定させるのが難しいから、というのも理由のひとつだった。ライタースクールのように、「4期生募集!」とか「3ヶ月間でいくら」とか、そういうスタイルにすればもっと生徒さんも増えて、収益の安定化も図れるかもしれない。でもぼくはより自由に活用してほしいという思いから、「入会金も取らないし、1回コンサルを受けるだけでもOK」としている。ライターさんはそれぞれ現在地や進みたい方向性が異なるから、レベルや目的に応じて気軽に活用してほしいと思っている。
(中略)
ライターさんたちがどんどん卒業していくのは喜ばしいことだが、一方で事業を行う立場としては、新しい生徒さんを取らないと継続が難しくなる。
上記noteより

4月から7月まで、国内旅行をしまくっていたことも加味してか、ライターコンサルの新規申込者数はかなり少なくなっていた。

4月:2名
5月:1名
6月:2名
7月:3名

もちろん、既存の生徒さんからの添削やコンサルのご依頼もちらほらとはあったが、事業として考えると、もう少し新しい生徒さんが毎月コンスタントに増えてくれた方がありがたい(とはいっても、自分の身体ひとつでやっているので、5〜10名くらいがちょうど良い)。

ところが8月は、幸いなことにこれまでのところ6名の方から新規申込みがあった。しかもほとんどの方が、「同じ経路」からであった。何が起きたのか、ご紹介したい。

ぼくは7月末に、初めてライターコンサルの「問い合わせ先」をnoteに載せた。逆に言えば、それまではあえて、問い合わせ先を書いていなかった。そこには、「コンサルの応募方法がわからないなかでも諦めず、自分の頭で応募方法を考えて連絡を取ってくるくらい行動力のあるモチベーションの高いライターさんに教えたい」という自分なりの狙いがあった。実際、そのやり方でこれまで営業をせずにコンサルを(なんとか)継続できていた。

改めて振り返れば、上出来だったと思う。問い合わせ先を載せずに2年間で100名の生徒さんを取れたんだから。このタイミングでちょっと集客が鈍化したからといって、早々に「そろそろ潮時かな」なんて考えずに、まずは問い合わせ先を載せてみて、それから判断すればいいじゃないか、という考えに至った。

そして、問い合わせ先として「メールアドレス」なのか、「TwitterのDM」なのか、どちらを提示しようかなと考えていたときに、noteの「問い合わせフォーム」なるものが存在することを発見した。これ、もしかしたら気付いていない方も多いのではないだろうか。

自分のnoteのページの最下部に、ひっそりとある

自分のnoteページの最下部右側に、「クリエイターへのお問い合わせ」という欄がある。「特商法表記」と「フィードバック」という、ほとんどの人が一生クリックすることのないボタンに挟まれている。そこをクリックすると、歴としたお問い合わせフォームが出てくる。

フォームはシンプルで使いやすい

かなり前からあったのかもしれないが、「こんな便利なものがいつの間に実装されていたんだ」と思った。このページのURLを、お問い合わせ先として載せることにした。

すると、1ヶ月足らずで6名の方から、このnoteのお問い合わせ経由でコンサルのご依頼があった。そのなかには、「実は以前から中村さんのコンサルを受けられないものかと探していたのですが、公式な募集が見つけられず、、、今回ご連絡させていただきました」というコメントもあった。まさに、導線不足による機会損失だった。

もうひとつ思うのは、たとえば「TwitterのDM」を問い合わせ方法に指定すると、相手がTwitterをやっていない場合に困ってしまう。「メールアドレス」はより確実な手段ではあるが、少しかしこまってしまい連絡のハードルが上がるかもしれない。そんななか、noteを見に来てくれた方に、同じプラットフォーム上からお問い合わせいただくことはスムーズで負担が少ない。より気楽に連絡をもらいやすくなるのではないかと感じる。

だから、ぼくはライターがポートフォリオに載せる連絡先としても、このnoteのお問い合わせフォームをお勧めする。自分も早速そうしてみた。試しにやってみてほしい。

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