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毎日の生活に「余白の時間」を作りたい

年度末のいま、色々とバタバタしている。
仕事だと1年の総括をしたり来年度の計画を作ったり。
プライベートでも学会でこちらにやってきた友人と飲んだり送別会があったり。

毎日やることがたくさんなのはいいことだ。
私はあまりにヒマだと余計なことばかり考えてしまうから。

一方でヒマな時間が全くなければ心の余裕もなくなってしまう。
なので必要なのは少しのヒマな時間だ。
何かするわけでもない「余白の時間」が必要だ。

何もしない時間でアイデアを熟成させたい

ここでいう「余白の時間」とは情報のインプット、アウトプットがない時間
例えば入浴中だったり通勤で歩いている時間など。
(歩きスマホはあぶないからしない)

私は考えがまとまらないとき、あえて作業から離れて何もしない時間をつくる。
家だったらお風呂に入ったり、会社ならコーヒーブレイクを取ったり。

一度作業から離れ、新たな情報も取らない。
そんな状況の中で思考を「寝かせる」もしくは「泳がせる」。
すると新たな視点で考えられることが多い。

考えるべきことのアイデアをまずはグチャッと書き出す。
例えば資料作りならパワポに乗せたい要素や材料を書いてみる。
文章作成なら書きたいことを箇条書きにして書いてみる。

そして一度散らかった状態で作業を離れる。
書き出した情報をすぐに活用するのは私にとって難しい。

作業から一度離れてぼんやり過ごしたり別のことをする。
その間も頭の中では(たぶん)散らかった情報が整理される。
そして作業に戻ると、思考が整理された状態で取り組める。

ぼんやりとしたときに新しいアイデアが浮かぶ

何もしない時間は「アイデアの具体化」以外にも役に立つ。
新しいことを思いつくのも「余白の時間」であることが多い。

noteの新たなネタも通勤中とかに思いつく。
新たな情報を入れず、ぼんやりと考える中でアイデアが浮かぶ。

他にも新たな趣味を探したり、引っ越ししたり、新たなスキル習得を決めたり、色んなことを始めるきっかけは「余白の時間」中に思いついたから。
何もしない時間は文字通り何もすることがない。
つまり差し迫った課題があるわけじゃない。
だからこそ「そもそもオレはどうしたいんだろう」から考えられる。

そのため、私は忙しいときでも「余白の時間」を作りたい。

SNSやYouTube、最近は手軽に取れる情報が多すぎる

一方でこの数年は「余白の時間」を確保するのは難しい。
会社ならブラウザを立ち上げると最新ニュースがデフォルトで表示される。
家でもスマホを開けばYouTubeの新着動画やTwitter(Xと呼びたくない)の投稿がたくさん。

そして私は新しい情報の海にゴボゴボと溺れることになる。
毒にも薬にもならなくて私には関係ない情報も多いけど、文章が目に入るだけで頭は働いてしまう。

最近は余白の時間でもスマホを何となく開いてしまう。
そしてダラダラとYouTubeを観てしまう。

これは私にとってよくない。
私は「ながら作業」ができない。
noteの記事を書くときもYouTubeやラジオなどが流れていると文章や言葉の流れが邪魔されてしまう。
つまり聞き流しているつもりでも、頭はその情報をキャッチしているのだ。

余白の時間で大事なことは情報をインプットしないこと。
だから最近はスマホをあえて手放し、おやすみモードにする。
通知も何も来ない静かな環境、そのなかでじっくりと考える。

祝日の今日もスマホを手放し、余白の時間を設けた。
コーヒーを飲みながらぼんやり過ごす。
何もしないけれど、その時間が私にとって大切な時間なのだ。

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