思い出し感想シリーズ:屍人荘の殺人

どうもyotaです。週末に家でワインでも飲もうとボトルを買いました。映画を見ながら飲むワインは最高でしたが、ボトルを半分切ったところで朝を迎えていました。酔っ払って寝落ちすると、最高に気持ちよくないですか?

どうでもいいことをすみません。

今回は「思い出し感想シリーズ」と題しまして、過去に観た映画、読んだ本などの感想を書いていきます。

はじめに-趣旨について-

個人的には、少し一般的な感想文と違うと思っています。それは思い出しながら書くということです。

一般的な感想文は、観たすぐ後、読んだすぐ後に書くと思います。

ですが、僕が書くのは、観てから数週間、数ヶ月、ものによって年単位で経っているものを書こうと思います。

自分がどこまで覚えているかの力試しでもあり、どんなことが今でも印象に残っているかの確認でもあります

記憶があやふやで全然中身のないことしか書けないかもしれません。

前置きが長くなってしまいましたが、こんな感じで感想を書いていきます。

読書:「屍人荘の殺人」

あらすじ
ある大学の学生かつミステリ同好会の会長である明智さん(名前忘れた)と後輩の葉村くん(名前忘れた)は、校内で探偵業を営んでいる。
といっても猫探しなどの簡単な依頼ばかりで、本当の探偵業とは程遠い。明智さんのミステリ好きが高じて行なっているだけで、葉村くんはそれに付き合わされているだけ。
そんな日常の中、本当の女子大生探偵の剣崎ひるこさんが2人の前に現れる。折り入って2人に依頼したいことがあると。映画研究サークル?の合宿に一緒に来てほしいという依頼。何やら気になることがあるらしい。
事件の匂いを感じた明智さんは意気揚々と引き受け、葉村くんも付き合わされることに。
そして、その合宿で実際に事件が起きてー。

というような話だったはずです。下の名前とか全然覚えてないですね。

感想

※以下、重大なネタバレも入るのでご注意ください。

僕がこの小説を読んで印象的=面白いと思ったのは、2つあります。

1つ目の印象的なところ
この小説はアガサ・クリスティの「そして、誰もいなくなった」に代表されるクローズドサークルのミステリです。

よくあるのは、ある島にいったら嵐で外部との連絡が絶たれるとか、雪山のペンションで吹雪により外に行くことができないなどのシチュエーションです。

ただ、この小説で作られるクローズドサークルは、嵐や雪山の影響ではありません。

それはゾンビです。

は?って感じですよね。僕も読んだ時には?ってなりました。
でも、本当なんです。

主人公達の合宿先の近くで、テロにより人々がゾンビ化。ゾンビ達は主人公達の合宿先にまできたため、籠城することに。つまり、外に出るとゾンビに襲われるため、外部からの接触が遮断されてしまうんです。

こんな面白いクローズドサークルの作り方あるかと思いました。実際、事件の謎もゾンビに絡めていて、そこもまた面白いなと思った点でした。

2つ目の印象的なところ

2つ目は明智さんがホームズじゃないということです。

つまりこの小説における謎解き役ではない、ということです。これも印象的でした。

彼が謎解き役でないことは割と序盤に分かるのですが、その判明の仕方も予想外でした。
あ、そうなるんだ……。という感じです。意味不明ですね。

まとめ

ということで、思い出しながら感想を書いてみました。

細かい流れや設定など間違っているかもですが、大筋は間違っていないはずです! 恐らく……。

まあ、間違っていたら、そこも楽しんでみてください(謎目線)。

話はとても面白かったのでおすすめです。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

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