「非現実」の重要性と価値/テオティワカン(メキシコ/メキシコシティ)
メキシコで紀元前2世紀頃から約900年に渡って栄えたと言われている、テオティワカン文明。その中心都市として機能していたテオティワカン遺跡に行ってきました。太陽と月、2つのピラミッドが大きくそびえ立ち、周りには小さなピラミッドが多数配置されています。用水路や住居跡もあり、20万人規模の文明があったと言われている、当時の活気が見えてくるようでした。
このような大都市で世界観の核となっていたのは、血の供儀でした。王子は陰部に、女王は舌に穴を開けて血を捧げます。生け贄の儀式では、ピ