あるものはどんどん有効に使う
今年は、今までずっとやりたかった、太陽熱養生処理をしています。ハウスなどに使っていた透明ビニールを用いています。
今納屋には、使用できるけど使用してないハウスのビニールがたくさんあります。これを眠らすのは非常にもったいない。使うのか捨てるのか?もし使わないのであれば、捨てるべき。納屋に使わないものを溜めておくのはその場が滯る。よくお金を銀行預金に貯めておいても、腐るという言い方をしますが、物も同じですね。農家の納屋ってどうしても汚い、物がたくさんあるというイメージではあります。実際に私のところもそのような感じになってしまっています。よく儲かっている、お金が回る農家って、物が少なくてきれいに整理整頓されています。私も、畑を一生懸命やることも大事でありますが、身の回りの整理整頓ももっと頑張らなければと思っています。
太陽熱養生処理は、このように畑にビニールを敷きます。予め、有機物やボカシなどを畑に入れておき、水を充分に含ませて(水分率50-70%)、そこにビニールをはります。おおよその処理期間は15-30日で、積算温度で450-900℃であります。効果として、土壌団粒構造の促進、有用微生物の増殖、雑草種子の死滅等が挙げられます。畑が見違えるとよく言われており、処理後の畑が非常に楽しみです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?