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読んだら旅をせずにはいられなくなる本5選

結婚してから休止中ですが、わたしは海外へ一人で旅に出るのが好きでした。今でも行きたくて行きたくてずっとウズウズしています。
そのためときどき、旅をテーマにした本を読んで妄想に浸っております。
今回、「読んだら旅をせずにはいられなくなる本」を5つご紹介します。もちろん地球の歩き方などのガイドブックは含みません。作者の重複なしでご紹介します!

1位 行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅  (石田ゆうすけ)

断トツでこれが面白かったです。自転車で世界一周した石田ゆうすけさんの体験記3部作のうちの一つです。
世界一周という壮大な旅を一冊の本にまとめた著作で、一冊では足りない!って思えるほど面白いです。
文章の表現力とリズム感が秀逸ですね。
本当に旅をしている感覚に陥り、読んでいてワクワクドキドキが止まりませんでした。

「それらのシーンは、いつだって僕を奮い立たせてくれている」

旅を思い出したときって、ちょっと自分が強くなれる気がしますよね。

石田さんの「いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉」や「洗面器でヤギごはん 世界9万5000km 自転車ひとり旅III」もかなりオススメです・


2位 
わたしの旅に何をする。(宮田珠己)

読んでいてクスクス笑えてくる箇所がたくさんありました。軽くてゆる〜いノリの紀行文です。ストレス発散にも良いかも。


3位 深夜特急シリーズ(沢木耕太郎)

説明不要の定番中の定番。恐らく多くの人にとってバイブル的な存在ですね。
インドのデリーからイギリスのロンドンまでをバスを使って一人旅をするという全6巻のシリーズ。
上の2作品とは違って、哲学的というかねっとりとした雰囲気の記述です。非常に惹き込まれます。さすが沢木耕太郎。

4位ガンジス河でバタフライ(たかのてるこ)

これも旅の楽しさがダイレクトに伝わってきて旅心をくすぐられる本です。

共感できる部分がたくさんありました。

「過去の私が今の私を作っている。今の私の生き方がおのずと未来の私を作っていまう」というフレーズが印象的。

旅で一枚ずつ自分の皮が剥がれ、成長していく様子が描かれています。


5位 あの日、僕は旅に出た(蔵前 仁一)

旅の様子を記した本ではなく、自伝的要素が強い本です。

所々、その国々の歴史なども書いてあって興味深いです。

「旅は無限に面白く、どこまでも自由だった」というフレーズに

共感しました。


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