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メンターは色んな経路で探す

このnoteの概要

こんにちは、村井庸介です。

就職・転職における内定取り消し、自宅待機が増え今後のキャリアについて悩む方の話を聞く中、僕が世の中に貢献出来ることは何かと考え、働き方・キャリアについて、出版した2冊の著書をもとに、このnoteを始めました。

いまは、転職などを考え始めている方向けに、
「ずらし転職」(ワニブックス)
から、実践できる内容をピックアップし、お届けしてまいります。

特性や強みを活かした仕事創りにおけるメンターの重要性について、お伝えしましたが、「ではどうやってメンターと巡り合うのか?」という疑問についてお答えしていきます。

いもづる式で人脈を得る「社外メンター」

外部でメンターを探す際に、自分がまったく知らないところにいきなり飛び込むというのは、なかなか不安があるのではないでしょうか。

まずは、自分の身の回りにいる優秀な人から「この人は誰から学んでいるのか」「どういったところで人脈を得ているのか」と聞くことから始めてみましょう。

身の回りにいる優秀な人が、イベントや飲み会、勉強会に参加しているようであれば、思い切って同じ場所に飛び込み、その人を通じて、そこから「いもづる式」で出会いを見つけることをおすすめします。

また、学生であれば、就職活動でOB・OG訪問をする際に、優秀な先輩たちに会うことがあるでしょう。OB・OG訪問をした会社のなかで自分が実際に就職する会社はひとつなので、選ばなかったほかの会社の優秀な先輩たちはすべて「社外メンター候補」になります。そういうところからメンターをつくっていくのもひとつの手です。

人脈ゼロでもメンターをつくる裏ワザ

また、社外メンター候補のひとつとして、意外と狙い目なのは「本の著者」です。出版記念イベントや、あとがきの感想フォームなどからコンタクトをとることができるため、「おもしろいな」と思った本の著者に直接アクションを起こしてご縁をつかみに行ってみてはどうでしょうか。

著者からすると、本の読者、つまりファンを無下にはできません。ビジネス(本業)では十分な評価を得ていても、本の評価となると読者と対面する機会は少ないので不安なものだったりします。

そのため、一度お会いできたり、送ったフォームへの返信をもらいやすいのです。

普段本を読まないのであれば、自分の好きなオンライン上の記事を書いている人が出した本から辿る方法もあります。ただし、オンライン記事は単発・断片的なものですので、最終的にはひとつのテーマでまとまった本を読んでみるとよいでしょう。この方法は、人脈がなくてもメンターを探すことができる方法なので、やりやすいのではないでしょうか。

ツイッターの活用

近年はSNSからのつながりというのもあります。

フェイスブックはリアルのつながりが強く、急に見知らぬ他人にメッセージを送ると無視されやすいので、ツイッターなどのほうが交流のツールとして使いやすいでしょう。ツイッターで情報発信されている人に対して、引用リツイートで自分なりの学びを書くと、向こうもさらにそれを引用してくれることもあり、人脈づくりのきっかけになることがあります。

私自身、ツイッター経由で人と知り合い、仕事の発注したこともあります。また、最近では中小企業の経営者がツイッターで情報発信をして、社長同士で連絡を取り合い決済する流れも起きています。

それから、最近では採用をツイッター経由で行っている会社もあります。全従業員がツイッターアカウントをつくり、会社や個人の仕事に対する価値観の情報を発信すると、そこに対して就職希望の問い合わせがくることもあるそうです。メンターとは違う枠組みですが、そういうツイッター使い方もあります。

お金を払って人脈をつくるのもひとつの手

ツイッター以外にも、オンラインサロンを活用するという方法もあります。定着率のよいサロンだと、サロンオーナーがコメント1件1件にフィードバックをくれたりして、有効活用できます。

情報やノウハウ・経験という価値があるものに対しては、お金を払って取りにいくことが一番手っ取り早いことです。人のご縁はあくまで「ご縁」なので、意図的につかみにいこうと思っても難しい場合もあります。

そういうときは、お金を払って解決できることは、お金を払って解決するのも大事でしょう。

オンラインサロンは高いところでも月額1万円の水準です、飲み会を1、2回我慢すればよいと思えば、お得ではないでしょうか。

本をメンターにする

働くにおいて私がよく参考にした本としては、『20代 仕事筋の鍛え方』(山本真司著)があります。

これは、大学生のころよく読み倒しました。「自分のマシンパワーが弱いの
に知識やハウツーといったアプリケーションを使っても意味がない」といったことを語った本です。

この『20代 仕事筋の鍛え方』は、転職を検討している20代の社会人に対して、社外の先輩が教育していく物語形式の本です。

基本のマシンが弱ければ、アプリである知識やスキルは使い物にならない、というのが本書の主要なメッセージです。

この本はスキルやハウツーに走り勝ちになる自分に対して、社会人としての「極端にがんばる」「学び続ける」などの基礎体力の重要性を教えてくれます。

これは転職にもいえることで、たとえ移動先で新たな経験に触れたとしても、自身の基本能力が弱ければ、将来の〝宝〟にはならないことを教えてくれるのです。

就活をしていたころに、先輩から勧められて読んだ本で、自分より先に進んでいる先輩がおもしろいと言っているのなら、とりあえず読んでおこうという感覚で読みました。同じ理由で、本を読むときは人からすすめられて読むことのほうが多いです。

それから、三枝匡さんの本は何度も繰り返し読んでいます。コンサルタントから経営者になった人たちが、どういう考え方で世の中を見ていて、どういう仕事観をもっているのか、というようなことは気になります。

もうひとつ好きな本は、リクルート出身の方が書いた『Hot Pepperミラクル・ストーリー──リクルート式「楽しい事業」のつくり方』(平尾勇司著 東洋経済新報社)という本です。

これは後輩にもプレゼントで渡したりしています。

戦略ができたうえで組織に血が通るというのはどういうことか、といったことが事例をもとに書かれている非常によい本です。

一度読んだ本は繰り返し読むことが重要

スポーツなどもそうですが、「教わったことを明日から改善できるか」といわれても、なかなかむずかしい。そのため、同じ本をふと思い出したときに繰り返し読み返して定着させています。

また、同じ本を繰り返し読むと、以前読んだときに自分が気になったところとはまったく違うところが気になるという発見もあります。

以前は戦略の詳細がおもしろく感じていたものが、だんだん戦略を考える前の、経営者の悩みのほうが学びが深く感じるなど、同じ本を読んでいても見るポイントが変わっていたりします。

そういう意味で、同じ本を何度も読むことはとてもおもしろいですし、本が自分の価値観を気づかせてくれる良きメンターとなります。

出展:ずらし転職(ワニブックス)

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