退院後の装具問題

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こちらの論文より。
POアカデミージャーナル Vol24 2016

退院後に装具が合わなくなってトラブルが生じていることは報告が多いです。

入院中はセラピストなどのチェックがあるため、いち早くトラブルに気が付けますが、退院後は専門職のチェックがなくなりやすいです。現行の制度では限界があります。

今回の研究では患者への退院後のアンケート調査を行っています。

結果と考察です。

・耐用年数を超えても入院中に作製した装具を生じている人が多く、入院中の説明が不十分であった可能性も考えられました。

・窓口としてはケアマネージャーが重要になってきますが、ケアマネージャーが装具の知識が十分ではないため今後の課題となりそうです。


また、患者さん自身が装具が合っていない、歩容が崩れていることへの気がつきを持たせることが重要になりそうです。

入院中にセラピストができる事はもっとあるはずだと思いました。


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