スマートフォンを使用した破損状況の確認

面白い論文でした。

義肢装具の破損などは退院後よくあることだと思われますが、そのデータはしっかりと集まっていません。

症例発表などでは破損の報告はありますが、全体でどのぐらい、どのような理由で破損があるか?などは収集ができていなのが現状です。

そんななか今回はスマートフォンをつかってデータを集めましょうといったアプリが開発されたとのことです。

パスワードを入力すれば、ログインして破損情報を登録できるようになります。

これらのデータが蓄積されて、後で見直すことができるようになります。

データが貯まれば、例えば「この装具は継手の部分が壊れる」なんて傾向がわかるようになってくるかもしれません。

装具作製のアップデートにつながる可能性があります。

スマートフォンを使うってところも簡単でいいですね。

写真もすぐに貼り付けられますし。特別な器具を買う必要もありませんし登録者の負担もすくなくすみます。

なんだか装具って職人気質なところがあるように感じることがありますが、もっとアップデートできることもあるのではないでしょうか?


アイデアはとても面白いと思うので、データが集まったところを早く見てみたいです。


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