被殻出血の脳画像から歩行の予後を判断する方法

被殻出血の脳画像から歩行の予後を判断する方法

https://www.jstage.jst.go.jp/article/rigaku/45/4/45_11360/_pdf

装具とは違う話をしてますが、予後予測はすごく重要だと思います。

予後がわかれば、いつ装具を作ればいいかがわかるからです。

今回は被殻出血の急性期脳画像から回復期リハ退院時の予後を判断する論文を紹介します。

かなり、脳画像を細分化して判断をしてくれているので、すごく役にたつと思います。

結論を話してしまいますと、歩行自立か非自立かを判断するには内包後脚の中部の損傷度と出血量が重要だとしています。

また、歩行介助か不可かを判断するには、内包後脚前部の損傷度が重要としています。

やっぱり内包後脚が歩行には重要みたいですね。

ちなみに歩行に影響するような整形疾患を持っている人や発症前歩行が自立していない患者さんは除外していますので、その辺の情報収集や評価も必要になります。

年齢も有意差が出ていましたので、年齢による問題も重要になってくるんですね。

こんな情報があると、予後予測の制度を上けなければなりませんね。

どうなるかわからないから装具を作るのはステイする。ってのは少し逃げているような気がしてきました。

評価しての判断は別ですがね、、、

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