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小さな成功者から紐解く不満と成功の関係。

この記事ではタイトルの内容通り
「不満と成功の関係」について解説して行きます。

何故、ネットで晒し者にされ、笑い者にされるだけだった僕が
海外のプロのアーティストに褒められたり。外国人消費者から
お金を払ってでも絵を描いて欲しいと思って貰えるようになれたのか。

そこには「不満」と言う必要不可欠な要素がありました。

1.成功への最短ルートは「不満」を抱く事。

これは僕が本格的に漫画を描き始めた頃まで遡ります。
かれこれ6年ほど前でしょうか。

当時専門学校生でイラスト学科に在籍していた僕が自分の本音と向き合い
漫画学科に転科した話は以前の記事で少し触れたと思います。

漫画学科に転科していざ漫画を描こうとした時に1つの海外アニメと出会いました。

「ベン10」と言う海外アニメです。

この作品は当時カートゥーンネットワークで放送されていた子供向きに作られたアクションヒーローアニメなのですが。
キャラクターに使われている記号や演出などふんだんに日本の漫画やアニメから影響を受けている作品です。

ベン10は宇宙から降って来た宇宙技術〝エイリアンテクノロジー〟によって作られた腕輪を拾った10歳の男の子ベンが腕輪の力で10種類のエイリアンヒーローに変身し、地球に侵略しに来たエイリアンと戦う物語です。

Man of Action と言う海外のアニメスタジオの作品で
あのディズニー映画「ベイマックス」でキャラクターデザインにも携わってます。当時ベイマックスのEDロールでこのスタジオの名前が表示された時は
「Man of ActionってあのMan of Actionか?!」って思わずびっくりして軽く座席から浮かび上がってしまいました。
あの映画で一番驚いたシーンはここでしたね(笑)

日本の漫画業界において「アメコミ風」と言うアメコミを意識している作品は多数あります。しかしながら「Cartoon」と言う分野からの影響や模倣を受けている作品は極少数です。

僕は当時、このベン10を観た時本当に一目ぼれして思いました。

「これを漫画にしたら絶対面白いモノができる!」と。
「海外アニメを漫画でやろう!」「漫画で海外アニメを作ろう!」
そう、決心しました。

それからまずは先人達がどんな風に海外アニメ絵作り、漫画に落とし込んでいるかを研究した所全くと言って程見つかりませんでした。
商業作品で唯一見つけられたのは「パンティ&ストッキングのコミカライズ」だけでした。

この時点で僕はぶちぎれました。
「僕はそれがもっとみたいのに何で存在しないんだ!!!!!」ってね。
今思えばそこは「ブルーオーシャン」だったんですよ。誰もやってないのに
そこに興味や魅力があると思う人間がここに1人いるんだから必ず他の人もそう思ってる人がいる。
もしくはその流れは作る事が出来る。ブームは作られるものだから。

不満2

めでたくして自分の方向性が見えてきた僕は更にその分野を学ぶべく
「ヒーローモノ」と言うジャンルに目を付けました。
海外からネタを引っ張って来てそれを日本の技術で描くのだから
海外のヒーローモノについての知識が欲しいよな、と思った僕は。
これまで一度も見た事がなかった「MARVEL」映画に手を出しました。
これが僕がMARVELファンになったきっかけでしたね。

AMAZONで「アイアンマン」のDVDが1000円で売られてて。しかも新品で。

お急ぎで頼んで届いた傍から観ました。
それは僕が思っていたアメコミヒーローの印象を一撃で粉砕する作品でした。

兵器を売って金を稼いでいたおっさんが、自身がテロリストに捕まり。
テロリストに拘束幽閉され殺戮兵器を作らされる。
脱出後もそのテロリストに自分の武器が売られているのを知り。
自分がして来た事は正しかったのか。本当に正しい事とは何なのか。
武器を作りそれを売る事しかできなかった男が。
より強力な武器「鋼鉄の戦闘スーツ」を作り、今度は自分がその
正しい使い方を管理すると決意し、自らが産み出した兵器達を破壊する為に悪や武器と戦う。

本当に素晴らしい内容で。スーツを装着するシーン。スーツのテストをするシーン。その中でスーツ開発中に自分が失敗した内容が伏線となりその知識が武器となり勝利へと繋がる。

本当に面白い映画でした。
それからと言うもの、毎日の様にアイアンマンを再生し、日に何度も何度も再生し勉強やモチベーションにつなげました。

その中でヒーローモノは日本にも存在します。
「ニチアサ」です。日曜朝8時から始まるスーパーヒーロータイム。

スーパー戦隊。仮面ライダー。プリキュア。

これらは本当に僕の宝であり、特にプリキュアシリーズはこの時以来毎年
春と秋の2回の映画を劇場に観に行っています。

そしてここでも更なる「不満」が大爆発。

「何で学園ものやラブコメ、ドロドロした裏社会漫画はたくさんあるのに。プリキュアの様な前向きでキラキラした変身ヒロインコミックはないんだ!」と。

こうして生まれたのが僕がWebで公開している海外アニメ絵変身ヒロインコミック「超絶!ヒールプラス♡」です。

https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ199668.html
#1~#9と外伝のセットをまるごとこちらでお買い求め頂けます。

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最新話#10はこちらの販売ページからお買い求め頂けます。

こうした活動を始め、ツイッターで宣伝したりして行くうちに
海外のユーザーから声を掛けて頂けるようになり。友達を増やす事に繋がりました。

「あなたは本当に日本人なの?」「日本人でここまで海外アニメ絵の作品を描ける人がいる事に興奮しているよ」
などなどの好意的な感想をたくさん頂けるようになりました。

そうして行くうちにコミッションを始めて瞬間的なブレイクを経験し
小さな成功体験をいくつか重ねる事ができました。

2.「不満」を具現化して解消する。

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