会社で評価される簡単な1つの方法
会社を辞める人が多い。
僕の勤めている会社でも若手がどんどん辞めていく。
理由を聞くと大抵「上司とウマが合わない」といったところだ。
その辞めた若手の上司に
「どうでした?あいつ」
みたいな感じで聞いたりすると大概の場合
「あいつは根気が足りんよ」
「仕事全然できない」
みたいな言い方をしている。
でも僕からすると
「あいつ頭もよくて人懐っこいですよ」
というと「そうなの?」みたいな感じになる。
これって完全にミスコミュニケーションだなって思う。
自分は最近、社内で新人事制度の改革チームにも加わっているのですが
このミスコミュニケーションを解消したいと思っています。
突き詰めて考えると
「何をしたら評価してくれますか?」
と上司と部下で1年間の約束すること。
これは新人事制度で評価の定量化という点で加えようと思っています。
でも別にこれって人事制度を新しくしなくても出来るくない?って思ってたりもするんですよね。
僕らみたいな現場の人間が自分を評価する人に聞けば良いんですよ。
相手は課長か部長でいい。
自分が良かれ!と思ってやっていることが実はその組織としては実は必要じゃなかったりする。
例えば中堅くらいが既存顧客で例年以上の売上げを上げていたとする。
だけど上司は「新規顧客が足りない」で悩んでいる。
その場面で既存顧客で売上げを上げても「お前じゃなくてもできるわ!!」みたいな風に実は思っていたりするんです。
そのミスコミュニケーションを解消するにはやっぱり一度評価の棚卸しをするべきで、一番簡単な方法が「聞く」なんです。
「どうやったら評価してくれますか?」
もっと簡単にいうと
「なにしたらいいですか?」
たった11字程度。
ここで飛び出すのが「それ聞くのが上司の仕事やん!」です。
いやいや、できないんですよ。と。
人を変えることができないなら自分が変わっちゃいましょう。
「いやいや、会社の評価なんて!市場の評価でしょ!」
「市場評価が大事だから上司の言う事を聞いている場合じゃない」
と言う人もいます。
確かに、どちらも大事です。
だけど「上司に自分の役割を問う」には2つの理由がある。
1)自分が所属する会社にて居心地よく過ごす為
その為には会社にコミットしなければならない。
上司と約束した業務を遂行していれば居心地は格段に良くなりますよ。
2)その会社はすでに市場で評価されているのでは?
市場へのコミットは会社の事業を通じて行う。
会社の事業へのコミットを自分が行う。
と言うことは自分のやっていることは市場にコミットしていることになる。
その会社が生き残っていると言うことはその会社が社会で評価されて
その対価として売り上げや利益を上げていると言うこと。
確かにEV時代の昨今、ガソリン車向け部品を製造している会社に勤めていたりすることはこれから社会からの需要というものがなくなり、市場へのコミットはできなくなってしまうでしょう。
そういう建設的な理由であれば「この会社の事業は古臭い」「売り上げが落ちるのは時間の問題だ」そこからからすぐにでも脱出するべきだ。
だけど「上司が〜」と会社を辞めるのはもったいない。
どうすれば評価されるのか?
転職考えるより「一回、聞いてみれば?」って思うんです。
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