MSD→e-Projection

ご無沙汰してます、伊佐洋佑です。
私事ですが、2022年11月より現在勤めているMSD株式会社から株式会社e-Projectionに転職する事になりました。
このターニングポイントを機に色んな事を思考したので、noteに記録しています。

このnoteを書いた目的

本記事では、下記を目的に記録しています。
・転職を通じて感じた事や思考した事の備忘録
・目標を明記する事で後から自分自身が立ち返る場とする事
また、幸いにも私のキャリアに尋ねて頂ける方も多く、そういった方への発信も一つの目的になりました。
どうか温かい目で拝読頂けましたら嬉しいです。

私のありたい姿

「かっこいい人間でありたい」
これが私のありたい姿です。
(どう思考したのかについては本記事の目的と逸れるので割愛します。)
凄く抽象的で稚拙な感じもしますが、言い換えるならば、「自身がリスペクト出来る人間でありたい」というのが私のありたい姿です。
では、私がどんな人をかっこいいと思うのかさらに掘り下げていくと
「信念を持って、やりたい事に突き進んでいる人」
ここに尽きます。

私にとって、信念を持ってやりたい事とは
「日本の医療に貢献する事」です。
皆さんも親戚や友人、自身にとってみても日本の医療に救われた事は多々あるのではないでしょうか。
医療というのは唯一「人間を負の状態から正の状態に転換可能な業界」であると考えています。
私も18歳から医療業界に携わる様になり、その様な事例を様々経験させて頂き、医療の素晴らしさを目の当たりにしてきました。
光を浴びる場面だけでないのは重々承知ですが、人間の人生に直接寄与する医療業界の進歩は人々を必ず豊かに出来ます。
こういった信念の元、今後も医療業界に貢献し続けたいと考えています。

しかし、信念だけを語っていてもしょうがない。
その信念に向かって突き進むという事に意味があると私は思います。
そこで、私を突き動かすものは何か、と考えると「貢献感」。つまり、やりがいという言葉がしっくりきます。
貢献感については、私の中で方程式があり
「社会貢献度」×「組織への貢献度」を最大化する事が重要であると考えています。
会社として社会に貢献していても自身が組織の役に立っていなければ意味ない。はたまた、組織では活躍していても会社として社会貢献していなければ意味ないといった具合です。

私は上記の様に、信念を持ってやりたい事に突き進む人間でありたいと思っています。

転職を決断した理由

上記のありたい姿を実現するためです。
先に断っておくと、私はMSDという会社が大好きですし、素晴らしく社会貢献をしている会社であると思っています。
許される事であれば、いずれMSDに戻って仕事がしたいとも考えています。
しかし、ありたい姿や先のキャリアを考えた時にいまの私はMSDでにいる事が最適解ではないと判断をしました。
大きな理由の一つとしては、組織への貢献感というところに私自身の力不足を感じたという事があります。
今後、組織で影響力の大きなポジションで活躍出来る人材(パレートの法則でいう2割の人材)になり、自身の貢献感を最大化する事。
そして、日本の医療に貢献するというやりたい事を達成するためには大企業でキャリアを歩むよりも、圧倒的な経験の出来る場所に身を移す事が重要であると考えました。
以上が転職を決断した背景です。

何故e-Projectionにジョインするのか

この度、縁あってジョインさせて頂くe-Projectionという会社は意思決定のサポートを通じて、新薬を必要としている人に届ける事を目的に活動展開しているベンチャーコンサルティングファームです。
例えば、欧米では承認されているバイオベンチャーによるオーファンドラッグの日本導入をサポートしたり、それに伴う事業評価を売上予測という観点を強みにコンサルティングしています。

私は当社の魅力を下記の様に感じており、今回ジョインさせて頂く事を決断しました。
・様々な製薬会社の経営判断に関わる事ができる
・医薬品の売上予測という希少性の高いスキル取得が可能である
・ベンチャー企業であり(社員3名)、高いオーナーシップを発揮出来る

上記の様な点から
日本の医療への貢献/社会×組織への貢献の最大化が実現出来ると感じている次第です。

e-Projectionで成し遂げたい事

大きく2点あると考えています。
日本医療への貢献というマクロな観点では、「グローバルとの架け橋となり、国内患者を救う事の出来る人材になる事」を目指します。
そして、究極には創薬ベンチャーと製薬企業をマッチングさせるエコシステムの構築を通じて、より素晴らしい未来を実現したいと考えています。

また、自身の成長といった面では、「3年後に事業会社の企画部門リーダーになれるケイパビリティを備える」という点がCEOとのキャリアゴールです。これは影響力を大きく持ったポジションにつくという目標達成ために必ず実現します。

どちらも非常にチャレンジングな目標ですが、とてもワクワクしています。
有難い事に、e-Projectionではこれらが実現出来る環境にあります。ビジネス英語を始め、足りない点は日々学びながら、挑戦していきたいと思います。

クロージング

長い文書になってしまいましたが、最後まで読んで頂き有難う御座いました。
最後に、転職するときに思った事を書きたいと思います。
「なんだかんだベンチャーへの転職はビビってます」
自分自身、スタートアップであったり、ベンチャーには前々から興味がありました。
口先では良いなーとか転職したいなーとか言いながらも、いざ大企業から転職するとなると不安な面も多々あるというのが正直な気持ちです。
しかし、それを跳ね除けるくらいワクワクする事も沢山あります。
この選択を正解だったと数年後に振り返れる様、いまを全力で楽しんでいきたいと思います。

今日この記事を書いた時の想い、そしていつも応援して下さる方々への感謝の気持ちを忘れず、新たなスタートを切りたいと思います。
みんないつもありがとう!!


伊佐洋佑

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