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教育学生と教育について考えたのでまとめる。

こんばんは、

というよりおはようございます。

13時間寝て午前0時にきちんと起きました。

先日、

福岡教育大学の国語科専攻三年生と

日本の教育について考える機会があり

意外と深い話をしたなあと思い

忘れたくなかったのでアウトプットです。

教育学や教師たちは私たちの一番身近といっても

過言ではない職業ですが灯台下暗しなのか

意外と知識としても知らなかったことが多く、

勉強になりました。

早速いきましょう。

1、教師の分類

私は、教師になるには教員採用試験に合格することが

必須条件だと思っていたのですがそうではないらしく

教師には「講師」と「教諭」に大別されます。

「(非)常勤講師」になるには教育大学を卒業すると

取得できる「教員免許」があればいいそうで、

「教諭」になるには加えて教員採用試験の合格が

必要になります。

現役で教員採用試験に合格することのできなかった人は

学校で講師として働いて経験を積みながら

教員採用試験の合格を目指す人がほとんどのようです。

毎年の教員採用試験の倍率は各都道府県によって

大幅に異なるようですが一貫して既卒生、つまり

「講師として現場経験を積んだ者」がいうまでもなく

有利に合格することができるので

合格者のうち既卒生が多数を占めます。

2、教育大学の現状と課題

教員免許を取得するには一般的には教育大学に入り

卒業までに決められたカリキュラムをこなし

単位を満了まで取得しなければなりません。

教育大生によると昨今の教育学の体質が変わってきており

「これまでよりも豊かな人材」を求める傾向が

強くなってきているそうです。

現代でたびたび問題になる「体罰」や「学校体質」を

改善するべく講義内容が変わってきているかつ、

教諭に求める人材像も変化してきているとのことでした。

しかし方針が変わってもカリキュラムは

従来とあまり変化がなく人材づくりにまで

手が回っていないのが現状とのことでした。

これは大きな課題と言えます。

文部科学省が定める教育大学のカリキュラムに

時代の流れを組み込んだものを反映させ、

大学のカリキュラムまで落とし込むことができるかが

これからの課題となりそうです。

3、実習経験の少なさ

教育大生は在学中に小中校に一回ずつ教育実習に

行くことが義務付けられており、

主に教育大に付属しているところに行くそうです。

しかし高校教諭を目指す人は教育大の附属高校ではなく

自身の出身校などにインターンシップのように行くことが

多いということでした。

その教育実習ですが小中は3週間、

高校は2週間の実習期間しかなく、

彼らが肌で感じたいものを感じて経験にする前に

てんやわんやして授業をしているうちに期間が終わり

結果として得られる経験が少ないとのことでした。

授業のやり方だけではなく、

学級経営や教師としての振る舞いや生徒との関わり方、

部活動の実態や学校での具体的な仕事など

もっと知りたかったことを得る時間がないと

教育大生は語ります。

海外では半年や1年間など日本よりは期間の長い傾向にあり

学生のうちに得られる教育現場の経験も多く、

結果として教員採用試験の合格にもつながります。

しかし期間を伸ばせば大学を卒業するのが遅くなり

結果、教師として就職するのが遅くなったり

学費がより膨大になるなどの問題もあり

実習期間を伸ばせばいいという単純な問題ではありません。

教員採用試験が不合格の人は「講師」として現場経験を

積んで採用を目指すのが一般的な道となっている現状、

そういうやり方もアリなのかもしれません。

4、教員人口の実態

漠然と「教師不足だ」という問題を日本が抱えていると

思いがちな私たち一般人ですが、

「教諭」が足りずとも「講師」の数を含めると

教員の数が足りない記事を再検討するデータが

欲しくなりますね。

また教師の数は決まっているらしく

企業家のように毎年ポンポン無限に輩出するわけでも

ないようで、若い人が採用されれば年配の先生は退職する

教員人口の代謝の問題もあるようです。

また若年層で教師を志望する人が減っていることは

間違いなく現状としてあり、考えられる原因としては

・教員はブラックでプライベートはない

・教員に良い印象はない

という問題が一番かと思います。

給与面や公務員ということを考えれば

もう少し目指す人口が多くてもおかしくないように

思えますよね。

かくいう私も教師にあまり良い印象はなく、

なぜかというと私の高校一年生の担任がかなり害悪だった

という実体験に基づきます。笑

その人は試験や模試で点数が取れる人には態度が良く

あまり点数が良くない人はあからさまに悪態をつき

生徒よりは自己評価が全てで学級経営などは二の次

私はしっかり嫌われており(笑)、

教室に入る際には毎回睨まれ机を蹴られたり

課題を提出すれば「字が汚すぎる」などと

ノートを叩きつけられたりいちゃもんをつけられて

学校に行くのが嫌になり、高校一年の時は

週に2回くらいしか出席しない時もあって

クラスでは2人ほどが学校を辞めました。

三者面談の時はその人のいうとおりに大学や

学業成績の話が進むのが嫌だったので

避けては通れない大学の進路の話のときは

「起業するので行かない」とつっぱねていました。

こういう話って最後は

「迷惑かけたけど今考えたらええ思い出や」とか

なるはずなんですけど私の場合は今でも

「あいつは人として終わってるからだめだ。笑」と

同窓会で友達と話をしていた記憶があります。

という感じの担任で正直「ろくでもない大人代表」だと

思っていました。

「世の中ではこんな人が教師をやっているのか」と

正直悪い意味で驚いた記憶があります。

そんな私みたいな人が

「教師になりたい!」なんて思うはずもなく、

私みたいな経験をしてる人って結構いると思います。

「現役で教師をしている人がつまらないから

 自分の職業選択から教師が外れる」

これは一番教師志望人口を減らしている理由の

一つだと私は考えます。

もちろん良い先生もいます。

良い先生に憧れた人は教師になりたいと思うわけです。

現状を鑑みるとどっちが多いかなって話です。

これから教師を増やす取り組みの中に

「現在の教師により人間的に優れた人材を増やす」

取り組みが必要不可欠ではないかなと思います。

私の実体験から来る恨みとは関係なく。笑


こんな感じでまとめてみました。

皆さんは教師に対してどんな印象がありますか?

よければコメントしてみてください。

では。

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