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辛い時こそ笑え〜アスリートの練習中限定〜

ハロウィンも終わり、今日から11月ですね。
自分はハロウィンも普段と変わらずに過ごしました。
こういうイベントは季節感を感じれて感性が刺激される気がするので、いつもとは違う過ごし方をしたいと思っていたのですが、31日の練習がきつすぎて元気がありませんでした笑
元気を使い果たすまで練習できたということで結果オーライです。

ちなみに今年もあと2ヶ月ですね。
先月は何ができるようになりましたか?
今月は何をできるようになりたいですか?
今年中にどういう自分になっていたいですか?
あなたはこれらの質問にすぐに答えれますか?

僕はいつも月末月初に1ヶ月の目標のフィードバック、次の月の目標設定を行います。
僕的には効果絶大なのでやることをオススメします!

「無計画は失敗を計画すること」

という言葉もあるので、何か充実感がないなって人はぜひやってみてくださいね!

前置きはこの辺で。
今回は辛い時こそ笑った方がいいということについて書いていきます。
これは僕がよく練習中に意識していることです。
アスリートの方の練習中に限って実行してみてほしいです。

As ifの法則

まず先に伝えとかなければいけないことがあります。
つらい時でも笑顔をつくってうまくいっているという方はこれ以上読み進めないでください。効果がなくなるかもしれません。

As if とはまるでなんとかのようにという意味
まるで幸せを感じているように振舞ったり、辛い時に笑顔で振舞っとけば脳が笑顔の時に動く筋肉が動いているから錯覚して、結果的に後から楽しくなってくるという理論。ロンドンの心理学者リチャード・ワイズマンが提唱。

この理論を簡単に言えば笑っていれば楽しくなるということです。

体と精神は親密な関係です。もちろん楽しいから笑うという精神→体という反応も一般的ですが、気持ちが乗っていない時は笑うからこそ楽しくなるという体→精神という順番もありだと思います。

練習中ふてぶてしく不機嫌な態度で練習に臨むのと、楽しくて夢中になって取り組む時や、できないことをできるようにしてやろうという心意気で臨む時とではどちらの精神状態で練習する方が効率的かは明白ですよね?

ふてたくなるあなたの気持ちは痛いほどわかります。

・何回チャレンジしてもできなくて、どうしたらできるようになるかすらわからない技に直面した時。簡単にできている人を少し妬みます。
・今日こそは絶対にノーミスで演技するって決めたのに1種目で失敗した時。朝からやり直したくなります。
・頑張って考えて練習しているのに、こっちの考えとか無視して、色々と自分のダメ出しされた時。見えない耳栓が欲しくなります。

などなどたくさんあります。
そういう時に自分のふてて「もうだめだ」「やっても無駄だ」という感情に流されるのではなく、

頑張って
「クゥー⤴️やっぱ難しいな!どうやったらできるだろう!?」
「こんだけ練習しても失敗でるん!?まじかよ!じゃもっとやろう!」
「第三者から自分はそんな風に見えるんだ!いいこと知れてラッキー!」
と笑顔で思い込むことで練習の効率を下げるのを防ぎます。

As ifの法則効果のない人たち

もともとAs ifの法則は知っていたので僕もとにかく笑顔を作ろうと思ってた時がありました。
でも最近メンタリストDaigoさんが言っていたことがAs ifの法則について触れていたのを耳にしました。
内容はというと

笑顔になると幸せになれる!と知っている人には効果がないということでした。

笑顔を作り脳に楽しい、幸せだ、っと錯覚させようとしても、この理屈を知ってしまっている人の脳は、錯覚に引っかからないのです。

逆にこの理論を知っている人は無理やり笑顔を作って楽しもうとするということは、自分が楽しくないということを認識してるということです。

だからこのnoteを全部読んでしまった人は笑顔を作るだけで楽しくなるっていうことはないということになりますね。

※このダイゴさんの言っていることは僕の経験則ではないので、一つの考えだと思ってもらえると嬉しいです。

自分の考えも行動も選択できる

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ダイゴさんのこの話を聞いても僕は辛い時こそ笑え理論を提唱します!笑

いや、僕だってアホじゃないんで練習中全くうまくいかないのに頑張って笑顔を作れば心の底から楽しくなる!
なんて思ってないです。

まず笑顔を作るわかりやすいメリットが周りへの影響です。

一緒に練習しているチームメイトが暗い顔で、文句とか、「できないできない、やりたくない、帰りたい」などのネガティブワードを連発しているとこっちまでテンション下がって雰囲気悪くなりますよね。

チームへの影響だけではないです。
不機嫌だったり、不貞腐れていると周りからは「あいつうまくいってねーな」
「調子悪そうだな」みたいな反応をされます。

これは研究とかで見たわけではないので確証はない経験論ですが、
周りからそういう扱いを受けるとそういう態度になりやすいように感じます。

ラベリング理論なんかに近いような気もします。

体操選手である限りは体育館に1人で練習し続けるということはほぼほぼないと思うのでこの辺は気をつけた方がいいなと思います。

僕が頑張ってでもいいから笑えというのは上記のように周りから自分に影響を与えられることもあるということだけではありません。

そもそもイラっという感情や、悔しいって感情は変えられないと思います。

僕で言えばなかなか鉄棒のカッシーナを習得できないです。
本気でカッシーナを持ちにいって持てなかったら悔しいです。
なんで持てへんねん!って気持ちになります。

それをカッシーナ落ちても、「あはは、難しいな笑笑」という風に感情を持っていくことは無理です。というかそうなりたくもない。

ですがイラッとした時に不貞腐るか、笑顔を作るかは自分で決めれます。

できないからやめたい!と考えるかどうしたらできるようになるだろう?と考えるかも自分で決めれます。

思考と行動は自分で意図的に選択できるのです。

だから感情に流されずに、行動と思考を変えて結果を変えるのです。
結果が変われば嬉しいし、感情も書き換えれると思います。

不貞腐るという行動を自分で取っているのです。
そういう人は自分でできないことをほぼ無意識で選択しているのです。

だからできる時の自分の行動、思考を選択してほしいなって思います。
自分のコントロールできるところに目を向けよう。

最後に

この記事を書こうかと思ったのにはきっかけがありました。

自分の選択によって未来は変わると思っています。
だからできないと思っても、絶対やってやる!と思っていつも練習に臨むようにしています。

ですが、僕も人間です。それができない時もあります。普通に不貞腐れることあります。
それが昨日のことでした。

実は昨日試技会で演技の難易度を上げていたこと、自己ベストを狙っていたこと、鉄棒とゆかで全日本に出られるようにビデオを撮ろうと思っていたこと、そういうことを考えていて、結構その日は気合いを入れて臨みました。

特に鉄棒とゆかに集中したかったので、鉄棒スタートにしてもらいました。

しかし、その日の試技会のスケジュールが結構複雑でアクシデントがあり、鉄棒の演技前に集中のスイッチがプツンと切れてしまいました。
鉄棒は一応通りましたが、内容はイマイチで全日本に出せるものではありません。

そこからスイッチを入れなおすことがなかなかうまくできずにいました。
演技中も周りが気になって全然集中できなかったし、それでふて腐っていました。

審判の方が来てくださっているのに、ポーズを適当にしてしまったり、演技の途中で力が抜けたりしてしまいました。
自分で気持ちの整理をつけれなかったんです。

どれだけしんどくてもポーズをしっかりするくらいできるのにそれをしないことを自分で選択した。そうすることで、今日は僕ダメですって周りにアピールしたかったのかもしれない。自分に保険をかけていたのかもしれない。
この調子じゃミスしても仕方ないなって。

試技会中も、試技会が終わってからも、家に帰ってからも、今日もずっと情けないという気持ちしかない。
しかもこれは癖になる事を僕は知っている。
だらしないポーズも、途中で力が抜けるようになるのもそのうち癖になって本当に困る事を知っている。

その反省も込めて考えを整理して、明日からまた頑張るためにこの題材で書こうと思いました。

また僕の大学時代の後輩もこの事で相当苦しんでいるのを知っているので、他に同じように悩んでいる人もいるかもしれないと思って書きました。

鹿屋の体操競技部の部長である幻のオリンピアんである北川先生もよくいっていました。

「スマイル!スマイル!」と。

最後まで読んでくれたあなた!本当にありがとうございます。

この記事が少しでもあなたの役に立てばいいなと切に願います。

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