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木下智史・伊藤建著『基本憲法I 基本的人権』を読んだ


木下智史・伊藤建著『基本憲法I 基本的人権』(日本評論社)を読み終わった。旅行から帰った翌日の8/8から計算すると、9/1までの24日間、紙の版で372ページということなので、1日15ページくらいのペース。以前書いた方法で全文ノートに取りながらだから、まあ、良いペースということになるのかなあ。

今まで一つの本をこれほど徹底的に精読したことはないです。同じ方法で判例百選なども丁寧に読めそうなので、今後の勉強も楽しみになっています。

平均勉強時間はこれまでより、1日あたり1時間くらい増えました。

試験対策講座のように、試験で出たところを全て盛り込むという感じの本だと、記述の形式や内容にどうしてもバラつきが出てしまい、苦手な箇所になると集中力が落ちて眠くなったりしていましたが、大学のテキストだと、同じリズムでずっと読み続けられます。

また、電子書籍のおかげで、寝転びながら読めたり、ちょっとした隙間時間でも読めるというのもありがたかったです。

各章末に演習問題と解説があるのもすごく良かったです。論文で使うことを意識しつつ、有機的に各科目の知識を付けて行きたいと思います。

次は、

  1. 憲法の統治の分野で、新井誠他共著『憲法I 総論・統治 【第2版】 』(日評ベーシック・シリーズ)

  2. 刑法の総論・各論は、山口厚著『刑法』(有斐閣)

を読むつもりです。

1の憲法・統治は、今は簡単に目を通しておこうと思い、先日キャンペーンで安くなっていたのを購入したもの。

2の『刑法』は2015年出版とやや古い上、他の本だと総論・各論と2分冊に分かれているものが1冊になっているという点で分量も少なく、かなり不安な面もありますが、電子書籍がpdfではない自由レイアウトで、テキストのコピー&ペーストが容易なため、こちらを選びました。

本当は基本憲法と同じシリーズの基本刑法I, IIに進みたかったのですが、そちらはpdfの固定レイアウトだったので見送り。残念。

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