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不登校息子を持つ父親の本音 その23

ふたたび不登校が始まって3週間くらいだろうか。もうどうにもならないね。どうにも負な気持ちが消えなくて考えてはダメなことばかりが頭に浮かぶ。私が家に帰ったら自殺してないかな、とか。諦めてると思いつつも追い込まれてるのかな。

来月、修学旅行的なイベントがある。コロナで時期も場所もズレて、それでもやっと開催できるようになったらしい。行くのなら同意書を出さなければいけないのだが、当然ながら出してない。締め切りは今日までという事で先生から電話があった。先生と息子との話で旅行には行きたいと言ったらしい。そうなると同意書を早く出さなければいけないのだが、これを渋り出した。

同意書を出しに学校に行かないといけないけど、行きたくは無い。となると旅行も諦めるかな?もうどっちでもいいと思ってるんだけど。旅行に行ったとしても楽しめるのかな?数人のグループに分かれて行動するんだけど、息子を入れてくれるグループなんてあるんだろうか?そもそもグループ単位でどこに行くのか検討して予定を決めてるんだけど、それに合わせる事ができるのだろうか?個人的には行かない方がいいのかな、と思ってる。

先日、学校の懇談会に参加したら体育祭の動画を見せられた。息子は出てないので見なくてもいいかな、と思ったのだが。しかし見てみると、楽しそうにしている生徒を見てちょっと悲しくなってしまった。この楽しい思い出を息子は得ることができなかったんだな、と。

自分が子供の頃のことを思い出しても体育祭が楽しいことばかりではなかったのは分かるのだが、それでも思い出の一つがないのは人生においてマイナスなんじゃないのかな。不登校でも家で何かしてるのなら、そんな思い出も要らないと思うけど、息子は何もしてないからね…。

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