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まさか!?自分が!?

2022年1月26日僕は脳梗塞になってしまいました。
これから誰かが脳梗塞かも?と思った時に早期発見できるようにここにメモ代わりに記しておきます。


若いから大丈夫!は大丈夫じゃない!

年配の方ではなくても脳梗塞の危険があるので、ざっくりと僕のスペックを記載しておきます。

  • 38歳

  • 身長172cm

  • 体重70kg

  • タバコ吸わない

  • 酒飲まない

  • ギャンブルしない

  • 運動は自重トレーニング

  • 服用している薬無し

  • 親族に心臓、脳系の疾患無し

  • 2年〜3年毎に群発頭痛がでる

  • 仕事は建設業

  • オートファジー半年間継続中

  • 好き嫌い無く何でも食べる

  • 夜9時就寝の4時起床の7時間睡眠

  • 休日は子供達と外に遊びに行く。結構アクティブ

  • 普段の飲み物は水かお茶

  • 便秘なし

こんな感じのスペックです。
自分で言うのもなんですが、結構健康的な方だと思います!

朝の違和感?

2022年1月26日いつものように4時に起床。
いつものように朝すぐに白湯を一杯飲みます。
次にトイレです。朝一で僕は出荷を行います。要するに大です。
毎日快便であります。

次が顔を洗ってコンタクトを入れます。
この時に左目、右目の順番で入れていきます。
左目のコンタクトは左手で、右目のコンタクトは右手で入れます。
左目のコンタクトを入れ、右目のコンタクトを入れようと思ったら右手の人差指親指の感覚がいつもと違いました。
うまく言えないけど、他の3本の指はそこそこ動くのに人差指と親指だけ動きが遅い感じでした。こいつらノロマです。
その時は朝寒いから手の動きが遅いのかな?とくらいにしか思っていませんでした。

次は昼食作りです。
と言ってもおにぎりを2つ握るだけなんですがね。
その時も右手の力が入らず、三角おにぎりが作りにくいので、すごく時間がかかりながらなんとか完成!

作業着に着替えるときにはファスナーを上げるのに人差指と親指を使うのでこれまた力が入りません。
電車の時間も近づいている事もあって、急いで玄関に!
鍵をかけ、出ようと思うと持っていた鍵を落としてしまいます。

駅までは原付きで10分。
走行中も右手のアクセルに力が入りづらくて回しづらい…。
この辺りから 

ん?

いつもとなにか違うな。と

駅についてスマホのSuicaで改札をピッ!
すると今度はスマホを落としてしまいました。
どうやら右手の感覚がおかしいみたいです。
いつもの電車にギリギリで滑り込み、朝のツイートを投稿。


これやばくね?

電車に乗り込むやいなや、スマホで症状を検索。
色んな項目に✅を入れて、さぁどんなもんじゃい!
そして出た診断結果がこちら ドン!

はいはいはい。
やばい感じなのね。 よーく分かりましたよ。
ってオイッ!


葛藤の始まり

ここでやばそうなのは分かった。
ただ右手の人差指と親指が動かしにくい。
ただ動くのは動く。
そして他はめっちゃ元気。
ここで今忙しくしている応援の現場を空けちゃっていいものか…?
正直、電車を引き返すかどうかすっごく悩みました。
だって、別に仕事しようと思えば全然できるんですもん。
でも、もし、もし、このネット診断が当たってて、脳に重大な障害があったら、現場はもちろん、家庭にも大きなダメージが起きることは容易に想像できる。
傷が浅めに損切りすることもリーダーとしてやらなきゃいけない仕事だと自分に言い聞かせ、現場に連絡。
電車を折り返すことを決意。
事情を説明し、部下たちのグループLINEに報告。
応援にきてくれている他の親方達にも連絡。
その中のひとりが親族に看護師さんがいるらしく、電車の中でこれやってみてくださいとLINEが。

怪しさはあるものの、これと言った症状は無かった。


妻からの助言で救急で入る

そそくさと帰宅。
このとき6時30分。
妻が起床してくるやいなや、事情を説明。
脳神経外科の受付が始まる8時30分に行くわ。
と言うと。
救急で見てもらったほうが良いと言われ、しぶしぶ救急外来で電話してみる。
病院から、色々電話越しにチェックをうけ、可能性は低そうですけど、不安ならすぐにきてくださいと。
不安でもないけど、これを行かなかったら妻に色々言われそうなので。
ちょっくら行ってくらぁ。と


病院にて

到着するとすぐにMRIとりましょうと。
閉所恐怖症ないですか?
大きい音、大丈夫ですか?
と聞かれ、いざMRIに。
確かにすごく狭くて圧迫感、そしてすごい音。
確かにこりゃダメな人いるだろうなぁと思っていたら夢の中。
看護師さんに起こされ現実世界に帰ってきました。

看「この中で寝る人初めてみました。」

お褒めいただきました。(褒めてない

結果が出るまで、椅子で待機。
なにやら看護師さんがコソコソ喋ってるじゃありませんか。
僕にも聞かせてくんなまし。
看護師さんが僕の方に歩み寄り

「一緒に住んでるご家族の方はすぐにこれますか?お話があります。」

これ言わんでもわかる。 ヤバイやつや!

すぐに妻に連絡をし、病院に来てもらい先生とお話。
先生「率直に言いますと脳梗塞です。」
僕「はい。」

先生のお話の中では

  • 若い方はなりにくい

  • 太ってないか

  • タバコを吸わないか

  • お酒を飲まないか

  • 不摂生でないか

  • 親族に脳または心臓の疾患がないか

この辺りを重点的に聞かれた。
僕はほとんど当てはまって無くて原因は分かっていない。

ただ一つ気になるのは今の現場になってから、日中の水分をほとんど摂らなくなっていました。
それは現場から休憩所、トイレが遠いからです。
朝や昼に水分を多く摂るとトイレが近くなり作業を止めなくてはいけないからです。
この1ヶ月くらいの水分をあまり取らないのが原因かどうかは分かっていませんが、原因を探るために精密検査を毎日行っています。
先生曰く、若い方で脳梗塞になる場合は心臓の疾患がある方が多いとの事で、今は胸や心臓の検査を毎日行っています。

脳梗塞としては左脳の本当に小さな血管が詰まった状態です。
左脳は右半身に繫がってて、その中でも運動神経の部分が詰まったようです。
でも、見落としてしまいがちな小さな点でした。

先生からも
「この状態ですぐに気づいて病院に来たのは本当に良かった」
との事でした。

僕も
「違いの分かる男なんで!」キリッ。
と返すと
「すぐ退院できそうですね。」と無表情で。
外気より寒さを感じたのはここだけの話。


これから

早期発見だったことと、とても小さな詰まりだったので、手術することはなく、血をサラサラにする点滴&お薬で治療するそうです。
2,3日で症状が定着するそうなので、それからリハビリや通院の予定を立てましょうとの事でした。
今は毎日色んな機械を体中に付けて検査しています。
人造人間にでもなった気持ちです。
一週間くらいの入院生活。
これをきに食生活や、運動も見直していきたいです。

今回ほんの少しの違和感を無視せずに向き合った自分を褒めてやりたいです。
最後に、理解ある現場の仲間たちや、従業員、そして妻。
すぐに対応してくれた病院のスタッフさん
沢山の人達に助けられて生きてるんだと実感しました。

健康第一。

また新しく、今を生きるという課題が見つかりました。
今日も元気。 有り難い。

本日もご安全に!

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