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過ちては改むるに憚ること勿れ。

必死に走る事はできる。
でも歩かない事もできる。
ただやらなければいけない事が沢山ある。

何故か時間が勿体無い。一日が勿体無い。
そう思ってしまう。
時間がどれだけ大切なのかを知っている。
生き急いでいるねと現場では言われる。
いや違う。今までゆっくり生きていたから、
それを取り戻すための回収作業だ。

走っている時は気づかない。
でもふと立ち止まる時、混沌とした孤独感に駆られる。

父が昔言っていた。
勉強というのは孤独との戦いだと。
まさにそうだなと現段階で感じている。
これからもっと意味のわからない孤独に駆られるだろう。
父の優しさは本物だったのかは怪しい。
父は勉強熱心で何でも知っている人間だった。僕は小さい頃から公文式に通い勉強し始めたが、学びに対しては大変厳しかった。
でも僕がもうやりたくないというと、あっさり受け入れるような人だ。それは遺伝したと思う。


甘やかしたと言っていたが、それは自身の経験を踏まえて苦しい思いをしてほしくないと思ったんじゃないかと今なら思える。
それは本当の意味で優しいのか、優しくないのかはわからない。
必要だと思った時に学べる人間には育ててくれたと思ってる。自分で決めれる人生にしてくれた。
結局厳しい人間だな。
自分のケツは自分で拭けスタイルだ。実に男らしい。


僕はずっと家の中に篭りっぱなしだ。
本を読みPCで情報を集める。

そしてまだ足りない。何も知らない。
こんな自分が嫌だとまた走る。

きっとそれはコンプレックスがあるからで、それを力に変えられているところはある。
こーゆー仕事をしている人は思うはず。
何ができるのと言われた時に、表現とか演じることができるというのは勇気がいる事で受け入れられる事でもあまりない。
それは有名な表現者でも同様に思う節はあると思う。

つまり社会における何もできない人間側にいることに気づく。特別な環境で特別な場所であるから特別な人間としていられるだけで、
それはそれで特別でいいんだけど、僕は特別ではない側だと思っている。

今を生きるというのはとても強い人間ができる事だ。
大抵の人間は、未来や過去を考え不安になり身動きができなくなると思う。
僕はその2つを行き来している状態だ。
強い人間になっている時もあるし、とてつもなく弱い人間である時もある。
それが普通だけど、それが許せない弱さが僕にある。
感情の起伏は昔に比べ少なくなったけど出る時は出てしまう。
コップが満タンに溜まって溢れ出るような感覚。
感情をしまい込んでいるのではない。

そんな自分を受け入れたくない弱さがある。
だから強くなりたいと願う。
昔友達が言ってくれた事がある。
真っ直ぐだけど不器用で小難しい人間。
とてつもなくワードに対する共感力があるのに、人に向けての共感力に欠けている。
何が起きても立ち直る強さはあるけど考え込んでしまう不安に対する弱さがある。

そう思うと不思議な生き物だと自分で思ってしまう。バカだなアホだなと思う。
こう書くことによって少しだけ整理されたりする。
新生活が始まろうとしているから不安になっている事はわかっている。

今やるべき事、やりたくない事が明確にわかりながらも、それができない環境にいる事が問題なのか。
タスクの管理をしなければいけないな。

ちゃんとベッドメイキングから入る朝にしなくては。
全ては達成感の積み上げだ。

よし。楽しもう。息抜きも必要だ。
考えれば答えは出る。悩んでいる暇はない。

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