本日気になった本

選定の中から気になった本を紹介します。

7/10新刊情報の中から思わず気になった本はこちら。

電力のキホンの本 電力危機の今こそ学ぶ2版
スリート著 スリート出版

なぜ気になったかというとタイトルだけ見れば選定候補本として悪くなかったから。
だけど著者・出版社を確認すると同名で聞いたことのない名前だったのでちょっと「ん?」と思ったから。
しかも新刊一覧でこの本の前に並んでいた本が

左手でお尻拭けますか?南インドのド田舎で会社を作ったハナシ
スリート著 スリート出版

だったから。
いや、自分が知らないだけで、電気なら電気関係の専門出版がある場合もあるのでそれはそれでアリなんだけど、他に出してる本がお尻を拭く話なのかあ。
これはイワクアリゲ系出版社もしくは自費出版系?と思いとりあえず会社を調べてみたところ。

株式会社スリート

ITシステム会社のようですね。そもそも本業が出版じゃなかったってことで。
「なんでITシステム会社が?」と思ったらあまりにも真っ当な疑問だったのか、ちゃあんと会社のHPに書いてあった。

システム開発を主業とする弊社が「本の制作!?」とは不思議ですが。
開発の過程で業務知識や業界情報が多く集まり、また社員研修でも役立つ初心者向け知識を収集するうち、本を出して広く一般にお伝えしよう、ということになりました。
それが「スリートブックス」というシリーズです。
いわば、弊社の「ナレッジ・マネジメント(知識の企業内収集・共有・管理)」の一環といえます。

(同社HPより)

なるほど。お尻を拭いたのも社長のプロフィールと合わせて見るに、社長さんがインドで起業した時の話なんですねきっと。
他にも社内では社員の参考になるような本を取り揃えていて自由に貸出する体制なんかも整えているらしく。確かに技術書って結構高いし、いい取り組みだと思います。
他にも社員にとって魅力となる取り組みを色々としているようなので、ぶっちゃけ最初怪しげな会社とか思っちゃってごめんなさいでした。

と言うものの、結局今回選定としては見送ったのですが。
書店で売ってたら気にかけるとしておきます。

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