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この4月から通信制大学の教職課程で勉強することにしました

 まあ一念発起と言うべきか?何となくというべきか?勢いというべきか?
学校図書館の司書としてン十年、それなりに真面目に取り組んできたんじゃないかなーと思う。職場では日常の地味な業務から新しいことへの挑戦まで取り組んだり、職場外でも色んな研究会に参加したり文献読んだり。で、そんな自分がなぜいま教員免許を?と聞かれると実は理由は1つではないので多分聞かれると困惑する。いうなれば合わせ技の一本だったというべきか。

 今さら教員採用試験を目指すつもりはさらさらないというのは前提として(公務員として安定してますもん&司書として長いキャリア積んでますもん。なのでこのまま全うします)、たまに他人に「なぜ」の部分を話す機会があって、なんか正確に伝えられていない気がするなあというのは感じている。いうなれば自分が見た風景の一部だけを描き出して、相手に自分が見たのははこれですと言っているような。
なので、ここで改めてなんで教員免許取ろうと思ったんだっけ?というそもそもを思い出しながら通信制に至った思案の風景を残しておこうと思う。

 最初に本気で教員免許を考え始めたのは前年の8月の終わり頃だったと思う。そのとき何か特定の出来事があったわけではないけれど、学校図書館の司書という立場でやってきてやはり色々と限界を感じる部分もあって、それを突き詰めると司書の専門性ってやはり教員の専門性とは異なることに起因するものなんじゃないのかなーと思うようになったことがあるかもしれない。それと同時に、であれば、教員と同じ視座からものを見てみたいと感じたこともあって、それが教員免許を取りたいと真剣に考え始めた最初のきっかけだったと思う。(そこに教員を相手にする際の「説得力」が欲しいという実利的な面もあったことは否定しない。)
 それと、「情報」という教科自体に興味があったこと。これも大きいかな。
 もともとコンピュータとかネットワークといったものに興味はあって、自分が学んだ図書館・情報学と定義は違えど同じ「情報」を扱う教科をきちんと学んでみたいと思ったこと、そして自分の根本の問題意識として持っている、若い人のデジタル情報に対するリテラシー問題に直接的に関わってゆくならやはり教科・情報がその場になり得るということ、さらに今後共通テストで情報が必修化されてくるならば情報科の教員に対する需要は今後もっと増えるのではないかということ、司書職以外で働けるスキルを身に着けておきたいと思ったこと
等々を考えていた覚えがある。
 
さらに家族にネットワークとかプログラミングとかわからないことがあれば聞ける人間もいるし、さらに目星をつけた通信制大学が息子の通う大学の隣の敷地にあるとか、なんか環境的にもご縁的にも「あり」で、そんなことも含めて半年かけて検討し、最後は「とりあえずやってみるか―」で決めました。
 では実際入学してみて通信制大学がどんなシステムなのかとか履修登録とか、レポートがどんな感じなのかについてはまた次の記事で書けたらと思う。



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