「大麻、その禁じられた歴史と医療の未来」〉の感想
〈薬物使用と非犯罪化〜翻弄(ほんろう)される日本社会〜(ZOOMウェビナー)【犯罪学研究センター共催】
テーマ:「大麻、その禁じられた歴史と医療の未来」〉
オンライン、参加費無料!ということで参加させてもらった。もっと医学よりの話、専門的な話になるのかなと思っていたが、前半は世界および日本の歴史や現状を。後半はまさしく薬物としての大麻、嗜好としての大麻の話。
法改正をするのなら厚労省の一部や偏った有識者だけでなく、研究者や農業従事者、大麻に関わる多くの人、そして経産省や農水省や環境省も検討会に関わり、根本からしっかり考えていかなきゃならないタイミングだと思っているのだけれども、今回のウェビナーに参加して感じたのは、現在病気で苦しんでいる人、今すぐ必要な人たち、また、嗜好している人、売ってる人、育ててる人、捕まったことのある人たちの視点が僕の検討会イメージからは抜け落ちていた、ということだった。
使用罪うんぬんに限らず、さまざまな視点からの大麻や大麻取締法改正に向けた厚労省基準ではないカウンターとしての検討会が必要だと考えているのだけど、そういう動きになる芽を感じたZOOMウェビナーだった。
テーマや講師を変えつつ何度か開催されるようなので、今後の開催も楽しみだ。
※追記 最後半はグダグダで大麻とは関係なく面白かったけど(笑)
意見・感想・反論・賛同、などなど、コメントもいただけるとありがたいです。サポートいただいたものは資料購入や取材費などにしていきます。