最適な英会話教材なんてない
今でこそネットが発達して、無料もしくは低コストで英会話が勉強できる環境が整ってはきている。
例えば、代表的なものだとこういうサービスとか。
・Duolingo
・memrise
・Anki
・Livemocha
英語はもちろん、フランス語とかスペイン語とかも勉強できる。スマホがあればいつでもできるし、便利になったなぁと思う。
でも、それでもなんか日本の英語学習が良い方向にいっている気がしなくて、たまに「これは英会話業界が儲けたいから、みんな満足しないようにしているのでは?」とか思うことがある。
というのも、ぼくはフランス語を勉強したいと思っていて、自分なりによさそうなサービスを探して使ってみたりもしたけど(上の紹介したサービスもいくつか試した)、やっぱりしっくりこない。つまらない。飽きる。
結局は、すきなフランス人俳優のインタビューとか、音楽を聴いて、セリフとか歌詞を丸暗記して、そこから始めようとしてる。そのほうがよっぽどモチベーションがあがる。多少難しくてもがんばれる。それは好きだから。
最適な教材なんてない
よくよく考えてみれば当たり前の事実かもしれないのだけど、1人の人だけのために制作された本やアプリ、サービスなんてものは存在しない。だから、そのシステムに乗っかる以上、それが自分にとって完璧ではないのだから、どこかで我慢しなくちゃいけなくて、言ってしまえば、退屈になる。
体系的に学ぶことは大事だとは思う。けど、そこにいきなり行くと、ほんとなえる。つまらない。このやらされている感。だから、自分に最適な教材は、自分で少しずつ作っていくしかない。自分のスウィートスポットは、自分しか知らないんだから。
なにも、言葉を全く知らない状態からやれだなんて言っていない。まず日本語がしゃべれて、それで好きな趣味とか物事とかもできあがってきている人に言っている。じゃあ、それをフィルターにして英語勉強すればいいじゃんと。
教材(サービス)に頼るタイミング
これがけっこう簡単ではないと思う。早すぎると、つまんなくなってやめる。もうやりたくなくなるかもしれない。このタイミングは早いよりも、遅いほうがいい。
自分なりに勉強してみて、ある程度自信もついてきて、「よし!ちゃんとやろう!」と思えたくらいのタイミング。具体的には、英単語や文章を見ることにテンションがあがる段階。
言語をみて気持ちがあがる感覚
ぼくは全然まだフランス語はしゃべれないけど、もうけっこう好き。2014年に初めてパリにいったとき、なにに一番興奮したかっていうと、街全体がフランス語でうめつくされていたという事実に。エッフェル塔とかルーブル美術館よりも、街をただただ散歩するのが楽しかった。それで、道も聞いてみたり。
だから、ぼくはもうけっこういい感じにフランス語が好きなんじゃないかと思う。あとは、いくつかフレーズとかも覚えて、2〜3個くらいのシチュエーションを妄想して完璧にこなす体験をすれば、一気にぐーんとスピードアップできるんじゃないかなー
あまりまとまっていないけど、要するに、ぼくは未だに「これいいね!」というドンピシャの教材には出会っていないということ。
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