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解剖学と機能解剖学

前回のアップから時間が経ってしまった…

とは言っても何にもしていなかったわけではなくて、ただただ仕事と勉強の日々を繰り返しておりました。


トレーナーの指導者から出された課題は今のところ2つ(厳密に言うともっとあるけど)で、その内容は

・解剖学

・機能解剖学

について。


解剖学は骨、筋肉、血管、神経、内臓、皮膚などなど全身の解剖のことをいうのだけれど、トレーナーにとって必要最低限かつ重要な解剖は

・全身の骨

・全身の筋肉

で、これは知っておかなければならない項目。

「まずこれに関しては記憶力との勝負になるので覚えて来てください」

と。

骨なんて全身に206個あって、しかもただ骨だけを覚えるのではなく骨についている特徴的な部分の名前も覚えなければならないという。

例えば、突起・切痕・棘・粗面・粗線・結節・結節稜・溝などなど…

筋肉についても今まで聞いたこともないような細かい筋肉の名前も出てきて、頭から煙が出そうになった…でも骨よりはマシだったかな…


タイトル写真にある解剖ノートという本は、その辺が穴埋め式で自分で書いて覚えていくのでそれはもう勉強になりました。

指定されたページを5部ずつくらいコピーして、ひたすら繰り返し覚えていく。

この作業の繰り返し。

1回やるのに1時間半くらい(回答を合わせて2時間くらい)かかるので、もう集中力が必要で。

そのおかげで、一応98%〜99%くらいは間違えずにできるようにはなったかな。でも、細かい部分は時々復習しないと忘れそうなのでまだまだ続けていきます。


そしてそして現在取り組んでおるのが

機能解剖学

という分野。

正直、トレーナーになろうと決めて学びにいくまで聞いたことのなかった分野。

かなりざっくり言って、「筋肉の付いている部分とその機能を理解して、その筋肉が関節に対してどう作用するのかを知る」という内容。

間違っていたらすいません。


で、指導者曰く

「機能解剖の本を真面目に読んで理解しようとしちゃダメっす」

とのお話があり、その機能解剖の本を使って一つの課題が言い渡されたわけです。

それが

「本屋に売っている筋トレの方法が書かれている本を1冊買ってきて、その筋トレの動作解析をする」

ということ。


「○○関節が□□したから、△△筋肉が収縮した」

といった内容です。

一つの関節を動かす筋肉は一つではないし、筋収縮の種類も何種類かあるわけで、はたまた一つの筋トレ動作で動く関節は一つとは限らないわけです。それを1冊丸ごと動作解析するなんて…

で、結果的に機能解剖学の本を繰り返し読みながらやるということになるわけですよ。

まぁ、そのまま覚えるよりもより実践的で頭には入りやすいかも。今では思っていますが。


最初は「なんじゃこりゃあ?」だったわけなんですけど、考え方のちょっとしたコツみたいなのを掴めたら、ちょっと辛いと思っていた勉強が一周まわって楽しくなって来ました。笑

とは言っても大変なことには変わりはないですけどね。

でも本物のトレーナーさんってこの辺を確実に理解して実際に人の動きを見て、動作解析して動きを正しい方向に導いていくのが仕事のひとつなわけで、それを本を読みながら指導する人はいないですよね。

パッと見てそれを判断して「○○の筋肉がうまく使えていないのでこうしましょう」なんて言えるようにならないといけないわけですよ。

そうなれたらカッコいいな。。。

というか、そうならないといけないな。

そうなるための勉強なんですよね。


幸い解剖学をみっちりやったおかげで、筋肉の場所はある程度わかるし、その起始停止の場所も「聞いたことないわ…」なんてものはないので、その辺りのベースは少しずつ出来てきているのかなと思っている次第です(あえてちょっと自分を褒めて自己肯定感を高めてます。笑)。


あとはもうひたすら繰り返しやりながら、記憶に定着させていくだけです。


というわけで、現状の記録と頭をまとめるための投稿でした。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

では、また。

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