Illustrator 移動や変形前に「ロックや隠されたオブジェクトがないか確認してくれる」 スクリプト
「オブジェクト全体を選択して拡大っと…」
「あれ? ロックされたオブジェクトがあって、そこだけ拡大されてない!」
なんてことはありませんか?
今回はそんな悩みを解決してくれるスクリプトです。
◆いま開いているアートボードでスクリプトを実行させるだけ(何も選択しなくてOK)
ただスクリプトを実行させるだけ……です。
もしいま開いているアートボード内に、ロックや隠されたオブジェクトが存在すれば
「ロックされたオブジェクトを解除しますか?」
「隠されたオブジェクトを表示しますか?」
「ロックを解除、隠されたオブジェクトを表示しますか?」
のどれか1つを尋ねてくるので、“ OK ” か “ cancel ” を選択してください。
一方、アートボード内にロックや隠されたオブジェクトが無ければ
「ロックや隠されたオブジェクトはありません。」
と表示されます。安心して移動なり変形なり、次の処理を行ってください。
◆アクションパネルにスクリプトを登録するともっと便利に
スクリプトを簡単に実行するために、有志が作られたMac用のSPAiやWindows用のSppyなどのスクリプトパネルを利用されてる方も多いかと思います。
Illustratorの標準機能だけでスクリプト・パネルを実現するには、アクション・パネルにスクリプトを登録する方法があります(簡単に出来ますので、ネットで検索してみてください)
そしてアクション・パネルに “ ボタンモード ” という機能があるのですが、これをオンにするとアクション・パネルの項目をワンクリックしただけでスクリプトを実行出来るようになります。
上の画像の右上に紫色で「ロックや隠されたものがないか確認」というボタンがありますよね? このスクリプトのことです。
これからオブジェクトを移動や変形しようかという前に、このボタンをクリックしてロックや隠されたオブジェクトがないか確認しておくと、冒頭に書いた「ロックされたオブジェクトがあって、そこだけ拡大されてない!」なんてミスを防げるわけです。
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