DTP Script note

エディトリアル・デザインをしています。 仕事の合間に作成したDTP(Adobe Ill…

DTP Script note

エディトリアル・デザインをしています。 仕事の合間に作成したDTP(Adobe Illustrator・Photoshop・InDesign)用のスクリプトを少しずつ投稿していきます。

最近の記事

Illustrator 「PDFをIllustratorで開いた場合など、バラバラになっている大量のテキストを、書式を保ったまま1行に連結してくれる」 スクリプト

PDFをIllustratorで開いた際に、本来連続しているはずのテキストが、1文字とか数文字ずつでバラバラになっていたりします。それを他の方が作成した既存のスクリプトで連結しようとしたですが、複数行の縦書き文章を右側から連結するスクリプトが無い! 正確に言えば1つあったのですが、実行するとダイアログが表示されて連結方向を選ばされたり、大量のテキストがバラバラになっている場合など手間と時間がかかって煩わしい… というわけで、バラバラになっているテキストを1クリックで連結できる

    • InDesign 「プレーンテキストフレームのサイズをベタ組にする」 スクリプト

      以前、公開させていただいたIllustrator用スクリプト(Illustrator「テキストエリアを “文字サイズ × 字数” サイズにきっちり修正してくれる」 スクリプト)ですが、InDesignでも使えたら便利だな…ということで、今回作成してみました。 ◆ このスクリプトで、プレーンテキストフレームをきれいなベタ組にできますInDesignでテキストを入力するには、【文字ツール】をドラッグしてテキストフレームを作成 → テキストを入力 →【段落パネル】の「均等配置(最

      • Windows・Mac 「pt(ポイント) 、 級(歯) 、 mm それぞれの単位に換算ができる」 アプリ

        以前、公開させていただいたこちらのスクリプト(Illustrator 「pt(ポイント) と 級(歯) と mm それぞれの単位に換算ができる」 スクリプト)はIllustratorでしか使用できませんでした。今回は、InDesignやPhotoshop、Microsoft Word、Excel、PowerPointや、その他のソフトでも使えるように、以前のスクリプトをアプリ化してみました。このアプリをずっと起ち上げておけば、様々なソフトの使用中に、ポイント、級(歯)、ミリメ

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        • InDesign 「パッケージで孫リンクの画像まで収集できる」 スクリプト

          今回は、XでInDesignスクリプト作成のリクエストをいただきました。 「InDesignのパッケージで、孫リンクの画像まで収集したい!」というわけで、早速、作成してみました。 孫リンクとは?例えば、InDesignドキュメントにリンクしているIllustrator画像(子リンク)があったとします。このIllustratorドキュメントにさらにリンクしているPhotoshopなどの画像があった場合、InDesignドキュメントから見ればそれはリンクのリンクになるというわけ

        Illustrator 「PDFをIllustratorで開いた場合など、バラバラになっている大量のテキストを、書式を保ったまま1行に連結してくれる」 スクリプト

          Windows・Mac 「Word・Excel・PowerPointのファイルから画像を抽出できる」 アプリ

          今回は、XでDTP用アプリ作成のヒントをいただきました。 「Microsoft Officeのファイルから画像を抽出するアプリが欲しい!」ということで、早速、作成してみました。 ◆ スクリプトではなくて、デスクトップアプリです今回のプログラムは、Illustrator・Photoshop・InDesignのスクリプトではなくて、WindowsやMac用のデスクトップアプリです。ダウンロードしたファイルを、いつものようにスクリプトフォルダ内に入れる必要はありません。 ◆ ご

          ¥500

          Windows・Mac 「Word・Excel・PowerPointのファイルから画像を抽出できる」 アプリ

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          InDesign 「数値指定で表全体のサイズを変更できる」 スクリプト

          昔、InDesignが日本で発売される前に、WindowsでUrban Pressというレイアウトソフトを使っていたのですが、そのソフトには表全体のサイズを数値で変更できる機能がありました。今回は、その機能をInDesignのスクリプトで再現してみました。 ◆ DTP用のスクリプトなので、環境設定の単位が 「mm」 「pt」 「歯」 以外では動作しませんこのスクリプトが動作する前提として、InDesignのメニュー→「編集」→「環境設定」→「単位と増減値」→「定規の単位」の

          InDesign 「数値指定で表全体のサイズを変更できる」 スクリプト

          Illustrator 「Photoshopのように、オブジェクトの傾きを水平または垂直に修正する」 スクリプト

          図版を作成するときに、スキャンされた下絵になる原稿が微妙に傾いていることが多いのですが、角度を水平に修正するのにPhotoshopのものさしツールのような機能があれば便利なのに…といつも思っていました。今回、Illustratorのスクリプトでその機能を再現してみました。 ◆ Photoshopのものさしツールの機能とほぼ同じこのスクリプトが動作するのは、2つのオブジェクトが選択されている場合のみです(1つは傾きを水平か垂直に修正するオブジェクトと、もう1つは傾きの角度を測

          Illustrator 「Photoshopのように、オブジェクトの傾きを水平または垂直に修正する」 スクリプト

          Illustrator 「希望のサイズでブレース(括弧)を作成できる」 スクリプト

          今まで原稿に大きなブレース(括弧)が載っていると、ちょっとしたストレスになっていました。コピー&ペーストでいつでも利用できるように、色々なブレースを1つのaiファイルにまとめているのですが、コピー&ペーストした後もサイズ調整に手間と時間がかかる! というわけで、シンプルなブレース(括弧)を作成できるスクリプトを作ってみました。 海外のサイトに、この形状のブレースをアピアランスに登録して、幅を伸び縮みさせる動画が掲載されていたのですが、そんな手間をかけなくても、このスクリプト

          Illustrator 「希望のサイズでブレース(括弧)を作成できる」 スクリプト

          「Illustrator で InDesign のような “字取り” ができる」 スクリプト

          Illustratorでテキスト処理をしていると、たまに「InDesignのように “字取り” ができれば…」という場面に出くわすのですが、今回は、そんなIllustratorでInDesignのような “字取り” を実現するスクリプトです。 ◆ 字取りしたい部分を選択してスクリプトを実行文字ツールで字取りしたいテキスト部分を選択、または選択ツールで字取りしたいテキストフレームを選択(複数選択も可)して、スクリプトを実行してください。 その後ダイアログが現れるので、希望の字

          「Illustrator で InDesign のような “字取り” ができる」 スクリプト

          Illustrator 「色味(色相)が変わらない限界まで、オブジェクトの濃度をきれいに調整できる」 スクリプト

          Illustratorでイラストを描いていると、完成間近になって「しまった! 全体的にもう少し色を濃くすれば良かった…」と後悔することがたまにあります。 いちいちオブジェクトを1つずつ選択して色を設定し直すのは大変なので、Illustratorの標準機能で調整しようとするのですが… このようにうまくいかない! そこで簡単に、色味(色相)が変わらない限界まで、オブジェクトの濃度をきれいに調整できるスクリプトを作ってみました。 カラーパネルで、Ctrl(command)キー

          Illustrator 「色味(色相)が変わらない限界まで、オブジェクトの濃度をきれいに調整できる」 スクリプト

          Illustrator 「正規表現がわからなくても、 正規表現で “段落スタイル” と “文字スタイル” を割り当てられる」 スクリプト (わかる方は正規表現の任意入力もできます)

          以前、投稿させていただいたこちらのスクリプト(Illustrator「正規表現がわからなくても、 正規表現で文字スタイルを割り当てられる」スクリプト)のユーザーの方から「正規表現で段落スタイルも割り当てられると、さらに便利だと思います」というご意見をいただきました。 そこで早速、正規表現で「段落スタイル」と「文字スタイル」の両方を割り当てられるスクリプトを作成してみました。 ◆ 使用方法は以前のスクリプトと同じですこちら(Illustrator「正規表現がわからなくても、

          Illustrator 「正規表現がわからなくても、 正規表現で “段落スタイル” と “文字スタイル” を割り当てられる」 スクリプト (わかる方は正規表現の任意入力もできます)

          Illustrator 「選択しにくいオブジェクトを簡単に削除できる」 スクリプト

          オブジェクトを入れ替えたいときに、新しいオブジェクトの方が大きくて、削除したいオブジェクトが選択しにくい! CtrlやCommandキーを押しながらクリックすると、奥のオブジェクトを選択できるのですが、これが改めて2回もクリックしないといけないので結構煩わしい…… というわけで、選択しにくいオブジェクトを簡単に削除できるスクリプトを作ってみました。 ◆ 新しいオブジェクトを入れ替えたいオブジェクトに重ねて、スクリプトを実行するだけ新しいオブジェクトだけを選択してスクリプトを

          Illustrator 「選択しにくいオブジェクトを簡単に削除できる」 スクリプト

          Illustrator 「複数のテキストを、グラフの目盛中央に一気に揃えてくれる」 スクリプト

          グラフを作成するのに、以前投稿させていただいたスクリプト(数値をグラフの目盛中央にきれいに揃えるスクリプト)を利用しているのですが、普段1箇所ずつ処理している項目が極端に多くなってくると、すごく時間がかかってしまう! というわけで、複数のグラフ項目を、目盛中央に一気に揃えてくれるスクリプトを作成してみました。このスクリプトを使用すると、今まで数分かかっていた作業が数秒で終わります! ◆ 揃えたい複数のテキストとオブジェクトを選択して、スクリプトを実行するだけこのスクリプトは

          Illustrator 「複数のテキストを、グラフの目盛中央に一気に揃えてくれる」 スクリプト

          Illustrator 「正規表現がわからなくても、 正規表現でフォントの変更ができる」 スクリプト (わかる方は正規表現の任意入力もできます)

          以前「正規表現がわからなくても、 正規表現で文字スタイルを割り当てられるスクリプト」を投稿させていただいたのですが、文字スタイルでは無くて、正規表現による文字検索で直接フォントの変更ができるスクリプトをずっと作ってみたいと思っていました。今回、それがやっと完成したので投稿させていただきます。 ◆ 正規表現による文字検索について以前のスクリプトと同様です。こちらのリンクからご覧ください(正規表現がわからなくても、 正規表現で文字スタイルを割り当てられるスクリプト) ◆ ダイ

          Illustrator 「正規表現がわからなくても、 正規表現でフォントの変更ができる」 スクリプト (わかる方は正規表現の任意入力もできます)

          Illustrator 「完成サイズで ×印 や 正多角形 を作成できる」 スクリプト

          アップデート! Ver 1.0.2 …… レイヤーが複数ある場合、一番上のレイヤーでは無くて、現在選択されているレイヤーに図形が作成されるように修正しました。 「図形の作成位置」で、図形が指定したのと違う位置に作成されてしまう問題を修正しました。 ダウンロードをして、以前のスクリプトと入れ替えてください。 ときどき×印の作成が必要になるのですが、Illustratorのデフォルトに ×印 の作成ツールが無い! 仕方が無いので、毎回正方形を作って対角線に線を引いて作成していま

          Illustrator 「完成サイズで ×印 や 正多角形 を作成できる」 スクリプト

          Illustrator 「細すぎて印刷できない線を、適切な線幅に変換してくれる」 スクリプト

          アップデート! Ver 1.1.0 …… 英語版のリリースに併せて、UI(ユーザーインターフェイス)を一新しました。ダイアログで単位(mmとpt)の切り替えができるようになりました。 必要な方はダウンロードをして、以前のスクリプトと入れ替えてください。 Ver 1.0.1 …… スクリプト実行前にドキュメントが開かれていなかった場合、警告「ドキュメントが開かれていません」の後にエラーが表示される不具合を修正しました(普通にドキュメントを開いて使用する場合には、Ver 1.0.

          Illustrator 「細すぎて印刷できない線を、適切な線幅に変換してくれる」 スクリプト