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【入間基地航空祭】例年のスケジュール変更、年明け1/20に開催される入間基地航空祭

Key to Defense, Ready Anytime
 航空防衛力は、戦い全般の帰趨を決定する力であり、陸・海作戦にも大きな影響を与える航空優勢獲得の中心的な役割を担っている。その意味で、わが国の防衛の「鍵」であり、「Key to Defense」は、それを端的に表している。また、領空侵犯に対する措置及び急襲的に行われる航空侵攻などに対する措置は、他の組織をもって代替することのできない重要な役割である。「Ready Anytime」は、これらの措置を迅速かつ適切に行うことができるよう平素から即応態勢を保持する航空自衛隊の姿を表す言葉である。

2004年度防衛白書

 入間基地航空祭は、例年11月3日の文化の日ににやっていたんですよね。今年はどういうわけか年明けの1月20日になっているので、楽しみにしているんです。
 これまでも何回か行っているんですけど、この記事ではコロナ禍のなか3年ぶりに開催された2022年の様子についてご紹介します。

秋晴れの入間基地、3年ぶりの航空祭に

 ようやくコロナ禍が落ち着いてくれ、世の中常態に戻ったのは何よりですよね。日常生活以外に限らず、イベントが中止になっていたのも困りものでしたけど、2022年は制限を設けながらも入間基地航空祭は3年ぶりに開催。ただしネットでの事前抽選があって私はハズレたものの、自衛隊イベント仲間うちの一人が当選していたので、私はこれに便乗させてもらえたんです。
 入間は輸送機の基地なので、主役は輸送機。2016年から運用開始した新鋭のC-2輸送機は美保基地に10機、入間に3機とまだ少数しか配備されていない機体で、これを観るのが主目的でした。

 間近で見ると、とにかくデカいことに改めて驚きます

 初っ端はCH-47の展示飛行で、入間名物の掛け声、「さぁ皆さん、一緒に大声で叫びましょう! チヌ~~ク!! チヌ~~~~ク!!!」も久々に聞くことができたのが嬉しかったなと。


平均年齢51歳のシルバーインパルスはブルーに劣らず

 この日はブルーインパルスが来なかったので、主役はシルバーインパルス。パイロットの平均年齢は51歳、なのでシルバーという訳です。

4機が密接してのフライト、迫力ありますね

 輸送機の展示飛行はスピード感はないものの、入間ならではの迫力に歓声があがります。

小型のC-1輸送機と並ぶと、C-2の大きさが際立ちます

 第一空挺団のパラシュート降下もあって、例年よりも小規模ながらも青空と自衛隊機の織りなすショーを楽しむことができました。


千葉にはないチェーン店、『ぎょうざの満洲』の皮はモチモチ

 航空祭の後は、混雑する西武池袋線の稲荷山公園駅を避けて西武新宿線の狭山市駅に。20分程度は歩くんですけど、圧倒的に空いています。
 そして駅近くでのランチ、『ぎょうざの満洲』に入ってみることにしました。川越に本社があるチェーン店、埼玉県と東京を中心に100店舗以上を展開しているらしいですけど、地元の千葉に店舗がないのでお初。店名にもなっている餃子、それからチャーハンをチョイス、どちらも平均以上の美味しさでセットで780円という値段を考慮すると大満足。

 お店を出たところで空から聞こえる異音、そしてズッギューーーーーンと、高速で視界を横切るのは…戦闘機! 航空祭のために各方面から飛んできた機体が帰投する際、かなりど派手な離陸をしてくれるんですよね。
 地元の方には迷惑なんだろうなと思いつつも、これもまた航空祭の楽しみの一つ。帰りは狭山市駅からというのが鉄則ですね。


 以上、昨年の入間基地航空祭のご紹介でしたけど、2023年度はブルーインパルスも来るし、入場制限もなく無料で誰でも参加できます。 最も盛り上がっっていた時期は30万人もの観客がいたという入間基地航空祭、今年はどうなるんでしょうね。

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