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【百年ニュース】1920(大正9)4月22日(木)太宰貯蔵銀行(日本橋)と太宰銀行(福島県伊達郡保原町)が休業。預金者の引き出しに手元現金がショートする。両行の頭取太宰文蔵は福島産業組合理事長で、第百七銀行取締役等を兼ねる名望家(政友会系)。太宰銀行は第百七銀行が救済することとなった。

同年3月15日の突然の株価暴落以降日本経済は日を追うごとに悪化し、あらゆる産業が打撃を受けた。4月に入ると増田銀行,伊藤銀行,太宰銀行と取付けが発生したが、その後も中小銀行を中心に金融機関の破綻が続き、5月には大手銀行の一部も破綻。結局21の銀行が休業に追い込まれた。

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