見出し画像

【百年ニュース】1920(大正9)6月27日(日)森岡銀行(大阪府東成郡玉造町)頭取の森岡京次郎(42)が自殺。短刀で喉を切った。同行は大和木綿業者の機関銀行だが、戦後恐慌で支払不能に陥り5月1日から休業中。先の衆議院議員選挙で奈良2区より初当選し、6月29日に第43特別議会が招集される直前だった。

画像1

画像2

画像3

同日夕方には武斎洋行(大阪/天津:日中貿易商社)社長の武内吉次(39)が自殺。武斎洋行は天津方面に勢力をもった綿糸・綿布貿易の大手。武内吉次は創業者武内才吉の長男。短刀で自刃。戦後恐慌により500万円といわれる損失を出し将来を悲観した。しかしその後も武斎洋行は天津土着商社として生き残った。

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9


よろしければサポートをお願いします。100円、500円、1,000円、任意のなかからお選び頂けます。いただいたお金は全額、100年前の研究のための書籍購入に使わせていただきます。サポートはnoteにユーザー登録していない方でも可能です。ありがとうございます。