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【百年ニュース】1920(大正9)6月23日(水)ルーマニアのカロル皇太子が東京駅到着。出迎えた裕仁親王が仏語で挨拶を交わす。原首相以下各大臣や皇族らも大礼服で出迎え。駅前広場に集う市民が万歳を叫ぶなか,儀装馬車で霞が関離宮に向かう。裕仁親王と閑院宮載仁親王が同乗。

「23日水曜日ルーマニア国皇太子カロル親王入京につき、午前9時45分御出門、東京駅に行啓され、貴賓室において先着の載仁親王・邦彦王と御対顔後、プラットホームにおいてカロル親王の到着を待ち受けられる。10時25分、カロル親王到着につき、御挨拶を交わされ、奉迎者を御紹介になる。儀仗兵閲兵の後、玄関よりカロル親王及び載仁親王と儀装馬車に同乗され、親王の旅館に充てられた霞関離宮に向かわれる。10時45分離宮に御到着、階下応接間においてシャンパンの盃を挙げ、カロル親王の無事入京を祝され、同55分御出門、東宮御所に御帰還になる。(昭和天皇実録)」

「ルーマニヤ皇太子カール殿下東京駅までお出迎えあり、余も大礼服にて扈従せり。(原敬日記)」

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皇太子裕仁親王6

閑院宮載仁親王2



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