【百年ニュース】1921(大正10)9月5日(月) のちのエジプト王妃ファリダがアレクサンドリアで誕生。父は貴族,母は元宰相の娘という高い血統で,絶世の美女とされた。1938年エジプト王ファールーク1世と結婚。3人の娘をもうけたが,男子後継者が生まれないことを理由に国王が離縁。国際的非難を呼んだ。
のちのエジプト王妃ファリダ(Farida)がエジプトのアレクサンドリア市で誕生しました。父は貴族のユースフ・ズルフィカール・パシャ(Youssef Zulficar Pasha)、母は元宰相ムハンマド・サイード・パシャ(Muhammad Said Pasha)の娘ザイナブ・ハヌムという高い血統でした。
幼少の頃からフランス式の教育を受け、フランス人修道女経営のノートルダム・ド・シオン校(Notre Dame de Sion)に入りました。当時の絶世の美女とされ、世界で最も美しい女性の一人として称賛されました。
1938年1月20日にエジプト王ファールーク1世(Farouk I of Egypt)と結婚。3人の娘をもうけましたが、男子の後継者が生まれないことを理由に、結婚から10年後の1948年11月19日、国王の要請で離婚することとなりました。欧米でファースト・レディとして活躍していたファリダへの突然の国王の離縁は、国際的非難を呼びました。
よろしければサポートをお願いします。100円、500円、1,000円、任意のなかからお選び頂けます。いただいたお金は全額、100年前の研究のための書籍購入に使わせていただきます。サポートはnoteにユーザー登録していない方でも可能です。ありがとうございます。