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【百年ニュース】1920(大正9)6月17日(木)女優・原節子誕生。本名は会田昌江。横浜郊外の保土ヶ谷の裕福な家庭に生まれる。父会田藤之助(48)は横浜尾上町の生糸商。母(石川)ナミ(38)。2人の兄と4人の姉を持つ末っ子。のち1928(昭和4)大恐慌により生糸輸出が激減し経済的に困窮。瀟洒な暮しは一変。

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のちに原節子を見出したドイツ人映画監督アーノルド・ファンク(Arnold Fanck)はこの年31歳、ドキュメンタリー映画『WUNDER DES SCHNEESCHUHS (Wonder of Skiing)』でデビュー。山岳映画のパイオニアとして知名度を上げることになる。また同年に学生仲間ナタリーと最初の結婚。

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日独合作映画『新しき土』(1937)撮影のため来日したファンク監督は、京都J.O.スタヂオで撮影中の『河内山宗俊』で甘酒売りを演じるほぼ無名の原節子を、日本側が推薦した田中絹代に代え主役に抜擢した。「もし私があのとき十分早く帰ってしまっていたら、私でなくほかの方に決まっていた(原節子)」

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