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【百年ニュース】1921(大正10)4月17日(日) イタリアの映画監督セルジオ・ソリーマ(Sergio Sollima)がローマで誕生。マカロニ・ウェスタンの代表的な監督のひとりとなる。1966『復讐のガンマン』,1967『決斗のジャンゴ』,1970『狼の挽歌』。脚本も全て自身で書き,社会派の作風が人気。1998没,享年94。

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セルジオ・ソリーマ

イタリアの映画監督セルジオ・ソリーマ(Sergio Sollima)がローマで誕生。1935年イタリア国立映画実験センターを卒業、第二次世界大戦中はパルチザンとしてファシスト政権に抵抗する活動に従事しました。

戦後1950年代に脚本家として頭角を表し、1960年代にはマカロニ・ウェスタンの代表的な監督のひとりとなりました。1966『復讐のガンマン』で商業的成功をおさめ,続く1967『決斗のジャンゴ』,1970『狼の挽歌』などの作品を残した。脚本も全て自身で書き,社会派の色合いの強い作風でコアなファンを獲得。

のちアメリカの映画監督クエンティン・タランティーノはセルジオ・ソリーマを「セルジオ・レオーネやセルジオ・コルブッチとともにマカロニ・ウェスタンの最も偉大な映画製作者の一人」と称しました。

1998年7月1日ローマで死去,享年94。息子のステファノ・ソリーマも映画監督となり、2015父セルジオに捧げた映画『暗黒街』でイタリアのアカデミー賞である「ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞」で5部門のノミネートを受けました。日本では翌年「イタリア映画祭2016」で上映され、2017年に一般公開されました。


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