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No.12 北欧 おすすめ映画

おはようございます。こんにちは、こんばんは。よしぞーです。今回は、世界幸福度ランキング上位を占める北欧の映画について書きます。と言っても、あるスウェーデン映画なので、北欧諸国それぞれの紹介ではないです。

映画タイトル

邦題が、「幸せなひとりぼっち」洋題が、「A Man Called Ove」という映画です。ちなみに、原題が「En man so heter Ove」です。お察しの通り、「Ove」という1人の男性の物語です。

ざっくりとした内容

妻を失い、さらに、長年続けてきた職を引退せざるを得なくなった主人公が自殺を何回も図るも、自分を必要としてくる周りの人間にその行為を邪魔されてしまいます。キレっぽく、純粋ですが、人間関係を築く事に不器用で周りに心を閉ざしがちな彼。純粋で、手先が器用であるのに、対人関係において、不器用な彼は周りに敵を作ってしまいます。しかし、彼の本質を見抜く人が、隣に引っ越してくる事によって、徐々に彼を受け入れる人が増え、そして彼は変わっていくという物語です。彼が過去の経験を思い出しながら、隣人とやりとりしていく点がキーポイントになります。

ここからシーンのおすすめをご紹介!主に、セリフや場面のおすすめです。

おすすめポイント①

主人公が過去を振り返った時の話。2人の出会いから結婚までが純愛で、初々しく、キュンとする!ここは譲れません!主人公が不器用であることを先述しましたが、これが恋愛の場面では、功を奏するのです!妻のことを純粋に思うセリフや行動がもう一直線すぎて、今時こんな人いないだろうなと思いながら観てしまいました。そこまで裕福でなく、そんなにアクティブでない青年が、素直に本心を語るシーンで胸打たれました。。単純、、、笑

おすすめポイント②

揺るがない車愛、職人気質!小さい頃から車のエンジンについてや、触らせてもらう機会が多かったみたいでして、とにかく車へのこだわりがすごいです。特に「サーブ」という車種!「ボルボ」よりも「サーブ」という感じです。そして、度々車に乗っている時に、「生きてるって感じだろ」というセリフが出てきます。生きているという感覚が得られるほど車が好きなんでしょうね!お父さんからの影響だと思われます。

おすすめポイント③

障害を乗り越えるために、努力する方向性を妻の一言によって、変えたシーン。主人公は、どうしても、純粋に愛しているものを守るために、考えたことをすぐ行動に移すタイプです。しかし、行動の方向性が、なりふり構わず、ただ過去の憎しみを増加するだけの行動であったり、少し道徳的に外れた行動をしてしまいます。そんな不器用な彼に妻が一言声をかけるのです。この一言にも注目して欲しいです。ちょっと話が逸れてしまいますが、今話題の「嫌われる勇気」という本を想起させる一言です。過去の事に囚われて、自分自身で行動に歯止めをかけてしまう。違った方向に向かわせてしまう。それを考え直させる一言だと思います。※詳しくは本を読んでみてください!笑

おすすめポイントをいくつか挙げてきたのですが、まだまだたくさんありますが、実際にみて観てください!

映画を観て考える事

世界幸福度ランキングの高い国、スウェーデンのお話なのですが、気になる事がありました。それは、主人公が自殺を図ろうとする点です。幸福度ランキングが高いといえども、こういうシーンを作る点で、実際の自殺率や鬱のリスクって完全にないわけではないのかなと感じました。いくら、世界で幸福度が高いといえども、こう考える又は、頭をよぎる人々も少なからずいるのかもしれないと考えました。

そして、もう一つ気になる点がありました。それはさらっと描かれているのですが、もう一度主人公が成人してから学校に通い、資格を取る場面です。誰でも、学校に再び行き直し、学べるチャンスが平等に与えられている部分、そしてそれが社会で認められている部分が描かれていました。この点は、本当に羨ましいです。税金が高い分、やり直しができる環境って幸せな事だなと思いました。

まとめ

勇気を与えられる、涙腺も崩壊するけど、大切な事本質を学び直す事ができる映画です!是非この時期に観て観てください!

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