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世の中は絶えずシフトしている。

先日、紳士服のはるやまから「完全閉店」を知らせるはがきが来た。
春には、洋服の青山に車を走らせたが、違う店に変わっていた。
そして、繁華街にある、一度行ってみたいと思っていた紳士服店の前を通ると、またもや「完全閉店」の文字が・・・。

最近は、ネクタイはおろか、スーツで出社することも少なくなりました。
テレワークが増えたのも、この業界には大きく影響しているのかもしれません。
「働くのにスーツじゃなくてよくない?」という空気が広がっていることも事実ではないでしょうか。
今は亡きスティーブ・ジョブズはTシャツとジーンズが定番でした。仕事をするのに、外見は無関係なのです。今まではこうだったからという常識にとらわれる必要はないですね。

そして、もうひとつ要因があると思うのです。
モノに対する所有から共有へのシフトです。好きなモノを所有する歓びは、今後も消えることはないでしょうが、それは個人レベルで残ることを意味し、社会全体としては、所有することでのデメリット、いやムダに気づきはじめているのだと思います。
極力モノを持たないミニマリストという考え方も広がってきています。モノを所有する喜びより、楽しい経験をすることへの消費シフトが起こっているのではないでしょうか。

これからの時代、人々が望むような経験(エンターテインメント)を高次元で提供できることが、がキーワードだと思います。

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