猫とアフォーダンス
アフォーダンス(affordance)とは、環境が動物に対して与える「意味」のことである。アメリカの知覚心理学者ジェームズ・J・ギブソンによる造語であり、
生態光学、生態心理学の基底的概念である。「与える、提供する」という意味の英語 afford から造られた。 (wikipedia参照)
こんにちは!
しがない建築学生です!
今日は飼っている猫と建築の話をしようと思います。
前からうちの猫は(おそらくうちに限らず)ダンボールが好きで通販を頼むと飛び込んで住処にします。
それを見るたびに
前おもちゃ買った時はこんな喜ばなかったな〜
とか、
ヒモについてるおもちゃを買ったらすぐに壊されるな〜と思いつつも、
ダンボールを加工してダンボールハウスにすると途端に興味がなくされるということを繰り返しています。(学ぼうよ、、、)
普段は特に何も思わないのですが、
今日ダンボールの底部分をカッターで切って本体を横向きにしてその辺に放置したところ、案の定その抜け殻に猫が入りました。
けれどなんだか今日はいつもと違います。
様子を見ていると、底がないので横向きのダンボールの穴をくぐり抜けて行きました。
それを見た時にすごい本能的だなと感じると同時に、建築ってこうあるべきだなと思いました。
猫がダンボールを住処にする時やくぐり抜ける時、それを引き起こしているのはダンボールです。
これを猫を人にダンボールを建築に読み替えても違和感なく受け入れられます。
最近、設計課題をするときに学部三年ということで内部機能の濃さを求められることが増えました。
そんな時、空間に名前をつけてばっかではいけないとわかりつつも、そうなってしまうことが多々あります。
けれど、建築って「したい」を引き出す装置でもあると思うので本能的にそれが起こる空間というものを作らなければ行けないし、それについてもっと考えなきゃいけないなと感じました。
目指せ人類猫化建築!
ではまた。
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